社会・経済環境の変化、ブロックチェーン、IoT、AIなどテクノロジーの急速な進化は、いま、企業ビジネスに変革の必要性を突きつけています。ITの力を最大限に駆使して、優れたビジネス・アイデアを次々と市場に投入するスタートアップや、買収、統合を迅速かつスムーズに行い、新たな領域に進出するデジタル・ネイティブな企業など成功例が数多く見られます。そういった企業はクラウド・ネイティブなソリューションであるコンテナ技術やマイクロサービス、オープン・テクノロジーを活用してシステム環境を構築し、ビジネス要求に迅速に柔軟に対応でき るしくみを整えています。
こうした企業は常にユーザーを観察し、市場の動向にアンテナを張り、製品やサービスに反映しさらに大きな利益を得ていきます。一方で、過去の成功体験から抜け出せず、変化のリスクを恐れて次の一歩を踏み出せずにいる企業も数多く存在します。また、具体的にどのようにシステム基盤をクラウドに移行していくべきなのかロードマップが描けず立ち止まっている企業も多く存在します。
当セミナーでは、実際に先進的なお取り組みを実践するお客様事例や米国大手企業の重要システムをオンプレミスからクラウドへアプリ基盤を移行しシステム刷新を行った事例を詳しくご紹介しながら、アプリ基盤をどのようにクラウドに移行していくのか、その具体的なアプローチと方法論をご紹介します。
セミナー概要
名称 |
最新テクノロジーとクラウドで始める 企業イノベーション セミナー
- 事例にみるアプリ基盤のクラウド化 実践的アプローチ - |
日時 |
2017年12月15日(金) 13:30~16:45 (受付開始13:00~) |
会場 |
日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所(箱崎)
東京都中央区日本橋箱崎町19-21 |
対象 |
IT推進やIT企画のマネージャーの方
クラウド推進、全社のITアーキテクトの責任者の方
アプリ基盤を担当している方 |
受講料 |
無料(事前登録制) |
主催 |
日本アイ・ビー・エム株式会社 |
メディア協力 |
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プログラム
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Journey to Cloud : クラウド活用が実現する企業イノベーションへのロードマップ
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMクラウド事業本部 エグゼクティブ・アーキテクト 渡邉 周一
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企業のイノベーション実現のために柔軟かつ多様な利用形態の選択肢を持つクラウド環境が必要になり、その実現手法の一つにマイクロサービスがあります。マイクロサービス化とAPI活用/連携により迅速なビジネス改革を実現することができます。こうした要素技術はオンプレミスで稼働している基幹システムとのデータ連携や新しいビジネスの要求にも迅速にかつ柔軟に対応することができます。
当セッションではパブリック・クラウド特有の課題、クラウドネイティブなどを含めてクラウドへ移行していくために必要となるソリューションをご紹介いたします。 |
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アメリカン航空事例に見る重要システムのクラウド化への実践的アプローチ
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMクラウド事業本部 第三クラウド・テクニカル・セールス 部長 上野 亜紀子
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大企業には資金も技術力もある一方、プロセス変更やステークホルダーとの調整の難しさ、複雑なシステ基盤があり、迅速にイノベーティブなサービスを創出し、それを支えるIT基盤を提供するのは容易であるとはいえません。しかし、デザイン思考やアジャイル開発などの手法を用いることでこうした障壁を打破して迅速に新サービスを立ち上げた例も出てきています。当セッションではアメリカ航空がお客様向けサービスを刷新し、短期で立ち上げるにあたって、これらの手法を用い、魅力的なサービスとそのIT環境が短期間で構築できただけでなく、開発プロセスや開発者のスキルも大幅に改善されるなど、さまざまな効果を生み出した例をご紹介します。 |
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休憩 |
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今注目を浴びるコンテナ管理の基礎と実践
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMクラウド事業本部 クラウド・テクニカル・セールス 宇藤 岬
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近年コンテナ技術が注目を浴びており、Docker、Kubernetesなど関連の単語もよく登場します。改めてなぜ注目を浴びているのかその基本概念を解説するとともにどのように使われているのか具体的なユースケースをご紹介し、本セッションを通してよりクラウドでの基盤構築とアプリ開発について具体的なイメージを持っていただけるようになります。 |
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クラウド・ネイティブをオンプレミス環境で実現するプライベート・クラウド基盤: IBM Cloud Private
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMクラウド事業本部 クラウド・テクニカル・セールス 斎藤 和史
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デジタル変革時代において、変化する市場やビジネス要件にスピーディーに対応し、安全にビジネスを継続させるための重要な概念として、Infrastructure as a code、Immutable Infrastructure、CI/CD があります。その手法として,マイクロサービス、コンテナ、Kubernetes などのテクノロジーが大変注目されています。IBMは、これらを実現するためのオープン・テクノロジーを積極採用し、企業のオンプレミスにクラウド・ネイティブ環境を迅速かつ安全に構築できるソフトウェア IBM Cloud Private を発表しました。本セッションでは、IBM Cloud Private の詳細、お客様状況に合わせたユースケースの紹介、デモンストレーションをご覧いただきます。 |
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Q&A |
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クロージング |