本セミナーでは、製造業に特化して数多くの業務課題を解決してきた経営コンサルタント、最先端のソフトウェアテクノロジーを保有する日本IBMとオートデスク、様々な設計・製造ソリューションを構築してきたコベルコシステムの4社それぞれの視点から、製造業の未来を見据えた、これからの設計業務のあり方を提言します。

昨今の製造業において、何かを始めなければ生き残れないという焦りから、拙速にIoTやAIを活用して改革を検討している企業が多くあります。
しかし、製品情報の管理や設計プロセスが未熟で、そうした最先端テクノロジーを活用できる状況にない企業は少なくありません。
特に技術責任者は、経営による改革推進のプレッシャーと設計・開発業務の現状との狭間に立って、何から手を付けるべきかわからないという問題を抱えています。

経営の期待に応え、設計・開発部門の業務改革を推進するヒントをお持ち帰りください。

セミナー概要
名称 設計製造ソリューションフォーラム
10年後生き残るために『今の時代』何から手を付けるべきか
日時

2017年11月29日(水) 13:30~17:20(受付 13:00~)

会場

IBMイノベーション・センター 6F セミナールーム
東京都中央区日本橋箱崎町19-21

日本IBM本社ビル

受講料 無料(事前登録制)
対象 製造業の経営者、設計・開発部門の技術責任者の方
※同業者のお申込みは、お断りする場合がございます。
主催 コベルコシステム株式会社
協賛 日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社プリベクト、オートデスク株式会社
協力 アラスジャパン合同会社
メディア協力
講演者紹介

株式会社プリベクト 代表取締役 北山 一真

[プロフィール]
IT系コンサルティング会社、製造業系コンサルティング会社ディレクターを経て、2010年にプリベクトを設立。競争力ある製品/もうかる製品の実現のため、設計と原価の融合をコンセプトにした企業変革に取り組む。業務改革の企画/実行、IT導入まで一気通貫で企業変革の実現を支援。設計高度化、設計ナ レッジマネジメント、製品開発マネジメント、原価企画、原価見積、開発購買、ライフサイクルコスティング、意思決定管理会計、BOM、3D-CAD、 PLMなどのコンサルティングを手がける。
著書に『プロフィタブル・デザイン iPhoneがもうかる本当の理由 (日経BP社)』『赤字製品をやめたら、もっと赤字が増えた! ―儲かる製品を実現するコストマネジメント (日刊工業新聞社) 』。他執筆多数。

◆参加者特典◆
来場者全員に書籍進呈

『プロフィタブル・デザイン iPhoneがもうかる本当の理由』 著者:北山 一真

 

プログラム

13:30~13:35

ごあいさつ

コベルコシステム株式会社

13:35~14:55

【基調講演】 設計改革の正しいアプローチ
~10年後を見据え、業務とシステムの視点から設計のあり方を問う~


株式会社プリベクト 代表取締役 北山 一真
設計の効率化、新規開発へのシフト、受注増に向けた引合対応、設計システムの刷新など、設計現場には課題が山積しています。しかし、多くの設計現場は目の前の業務に追われ、上手く改革が進められていません。
「どのように改革を進めていくべきなのか」「効果的な進め方はあるのか」「業務を見直す部分とシステムに頼る部分はなにか」「10年後、設計はどのような仕事になっているのか、それらを見据えた上で何を行うべきか」
業務とシステムの視点から今後の設計のあり方を問います。

14:55~15:40

成果物・コミュニケーション・時間の3軸融合による これからの設計システムのあるべき姿

コベルコシステム株式会社 製造ソリューション本部 設計ソリューション部
PLMコンサルタント 松本 悟志
IoT・ビッグデータ・AIに代表される最先端技術の活用とは対照的に、設計現場では、紙による依頼書、データの個人持ち、人間系に頼った調整や作業指示など、いまだにアナログ的かつ個人依存が多く、問題を抱えているのが現状です。
本セッションでは、成果物・コミュニケーション・時間が分断された分断現状の業務・システムから脱却し、これら3軸を融合させた、これからの “設計システムのあるべき姿”を紹介します。

15:40~15:50

休憩

15:50~16:35

The Future of Making Things - 創造の未来
ものづくり環境が激変する今だからこそ知っておきたい未来への提案


オートデスク株式会社
アカウントマネージャー 栗原 崇
ものづくりを取り巻く環境の急速な変化、従来の差別化戦略の形骸化など、自らの環境やこれからのビジネスを危惧する声が日増しに高まっています。 そうした中、オートデスクは「The Future of Making Things ―創造の未来―」というメッセージを掲げ、将来求められる新たなものづくりの在り方やモノの作り方を実現可能なものにすべく、最新技術や新たな設計アプローチを取り入れたツール/サービスの提供、関連技術やソリューションへの投資や研究開発を積極的に行っています。
これらの最新のテクノロジーからこれまでにない設計、製造、運用が連携した未来を大胆予測します。

16:35~17:20

IoT時代におけるモノづくりのあるべき姿を実現する
IBM Continuous Engineeringソリューション


日本アイ・ビー・エム株式会社 Watson IoT事業部 テクニカルセールス&ソリューションズ
シニアITスペシャリスト 藤巻 智彦
ユーザーニーズが多様化し製品仕様がより複雑になる一方、競合優位に立つためには製品の迅速なリリースが必要となっています。また製品に占めるソフトウェアの比率は増大しつつあり、品質面もおろそかにはできません。IoT時代の仕様の複雑化に対応しつつ、迅速に、品質良く製品をリリースするという難しい課題をどう解決していくか。
本セッションでは事例を交えて、IBMのContinuous Engineeringソリューションを紹介します。
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
※お申し込み多数の場合は抽選制とさせていただきます。
※同業他社のご参加はお断りする場合がございますのでご了承ください。