国内における内部不正の現状と対策及びLOTL(環境寄生型)攻撃への応用について
講演内容
売却目的の個人情報の流出や退職予定者による機密情報の持ち出し等、内部不正による様々なインシデントが発生しています。一方、従業員のPC上のふるまいを監視し不正な行いを検知しアラートを上げるシステムも多く存在しますが、総じて多大な投資が求められます。本セッションでは、内部不正が起こる背景や事例について解説したのち、Splunkを利用した効果的な内部不正対策をシステムの側面からご説明いたします。また2024年6月にNISCが注意喚起を発信したLOTL(環境寄生)攻撃対策への応用も併せてご説明いたします。
講演者
SCSKセキュリティ株式会社
テクノロジー本部 セキュリティプラットフォーム部 技術二課
鱸 千明