ビジネスを取り巻く環境の変化が激しさを増し、仮想化、クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoTなどの普及やアジャイル開発の乱発が進んだ結果、データセンター運用管理の現場においては複雑化によるオペミスやパフォーマンスの低下などの諸問題が発生しており、慢性的なITエンジニア・管理者不足が事態をさらに悪化させています。さらに新型コロナウイルスの影響によりオフィス出社やデータセンター入館が制限され、既存の運用手法の見直しが求められています。当企画では、データセンター運用管理の課題を整理するとともに、運用管理の諸問題を解決するソリューションを紹介してまいります。

講演者

東京大学 大学院

情報理工学系研究科 教授

日本データセンター協会

理事・運営委員長

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。 同年4月 (株)東芝 入社。1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。1998年10月より東京大学大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科助教授。2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)
WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、JPNIC副理事長、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、デジタル庁 Chief Architect。工学博士(東京大学)。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

カーボンニュートラルに向けたデジタルインフラ整備

講演内容:

コロナ禍は、デジタル化を加速させるとともにDXの必要性をすべての国民に認識させた。さらに、地球温暖化への対応としてカーボンニュートラルの実現も人類の最重要課題として認識されるに至った。DXとカーボンニュートラルの実現には、データセンターをはじめとするデジタルインフラの整備・拡充を国家戦略として実現しなければならない。

東京大学 大学院

情報理工学系研究科 教授

日本データセンター協会

理事・運営委員長

江崎 浩

13:40 - 14:10

『データ』活用が変革するシステム運用管理

~ 機械学習のシステム運用管理への実践的適用

講演内容:

AIOpsといった考え方も広く認知されるようになりましたが、本セッションでは、システム監視で蓄積される膨大な『データ』をどのように機械学習と組み合わせれば運用管理の効率化/高度化を図ることが出来るのか、についてご説明します。

Splunk Services Japan 合同会社

セールスエンジニアリング本部 シニアITOAコンサルティングエンジニア

沼本 尚明

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

次世代データセンター運用管理 2022

日時

2022年1月20日(木)13:00 - 14:10

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

Splunk Services Japan 合同会社

メディア協力