脱炭素、SDGsそしてDX推進に向け目まぐるしく変化する中、日本の産業界はこれまでの文化・オペレーションを改めて見直さなければならない時期にあります。
今こそ一人一人が日々のオペレーションで直面する課題と同時に、10年後の業務に明確なビジョンを持ち、日本の産業の強みである個々の力を企業の仕組みに活かすときです。
ライフサイクルを俯瞰し、情報管理と活用こそが新しい未来への鍵となります。
AVEVAのプラントライフサイクルを網羅するソリューションに、今PI Systemが加わり、これから増え続ける情報やデータの管理と活用をさらに強力サポートします。
このイベントではAVEVAの技術動向、お客様による導入事例の紹介に加えそれぞれの立場からの率直な意見交換を行うパネルディスカッションを開催いたします。最新の業界動向確認と今から10年先への変化への準備に向け是非ご参加ください。

注目のセッション

氏名

オープニング

ご挨拶

AVEVA

VP,日本統括

小暮 正樹

CEO

Peter Herweck

SVP, APAC Sales

Emon Zaman

氏名

基調講演

三菱ケミカル社DXへの取り組み事例
「これまでの取り組みと今進めていること」

三菱ケミカル株式会社

技術統括本部 生産技術部
DX推進セクションリーダー

青山 貴征

氏名

基調講演

持続可能な資源循環プロセスの
創成を目指したComputer Aided
Process Engineering(CAPE)の展望

東京工業大学

物質理工学院 准教授

松本 秀行

プログラム

 

AM

10:00

10:40

オープニング

ご挨拶

AVEVA

VP,日本統括

小暮 正樹

CEO

Peter Herweck

SVP, APAC Sales

Emon Zaman

10:30

11:20

基調講演

三菱ケミカル社DXへの取り組み事例「これまでの取り組みと今進めていること」

三菱ケミカルの新たな中期経営計画が2021年度にスタートし、DX技術の活用も経営施策として取り組んでいるところである。この計画に則り全社的な基盤構築を行うところであるが、これまでも製造現場が目指したい姿を描いたり、DX技術のお試し活動や育成プログラムの構築など行ってきた。ここでは全社のDX推進活動を紹介するとともに現在進めている新たな取り組みを簡単に紹介する。

三菱ケミカル株式会社

技術統括本部 生産技術部
DX推進セクションリーダー

青山 貴征

 

10:40 -10:50 休憩

10:50

11:20

基調講演

持続可能な資源循環プロセスの創成を目指したComputer Aided Process Engineering (CAPE) の展望

昨今、持続可能な資源循環プロセス技術の開発が注目され、研究開発段階で、多元的評価に基づく要素プロセス技術の合成(システム化)の検討が求められている。また、資源循環技術のプラントのライフサイクルを視野に入れ、研究開発から、プラント設計、オペレーションまでのシームレスなシミュレーション利用の重要性が高まっている。本講演では、プロセスシミュレーションを中心に、コンピュータを用いた炭素/窒素循環プロセスの解析・合成に係る方法論の現況と将来的な展望について述べる。

東京工業大学

物質理工学院
准教授

松本 秀行

 

11:20 -11:30 休憩

11:30

12:00

基調講演

パフォーマンスインテリジェンスを実現するAVEVAのソリューション

AVEVA

ソリューション営業本部
技術営業本部長

林 重光

 

12:00 -13:00 休憩

 

PM

 

トラック - A

トラック - B

13:00

13:30

AVEVA技術・ソリューション講演

インダストリアルインテリジェンスを実現するAVEVAのデジタルツインプラットフォーム

AVEVAが提唱する、デジタルツインを進めるための3+1の基本的な側面と幾つかのユースケースに加え、プラットフォームアプローチについてもご紹介します。当社のプラットフォームアプローチにより、デジタルスレッドの実現、オープン性やIT/OTシステムとの連携を実現するための様々なI/Fやプラグインの提供、更にはAIおよびクラウド技術の導入により、顧客やパートナーに様々なサービスを提供し、「協創関係」を構築してまいります。

AVEVA

ソリューション戦略部 部長

実田 正弘

AVEVA技術・ソリューション講演

DX 共通プラットフォームとしてのPI System

経産省の資料においても、DX推進の課題として「既存のシステムを”最大限のデータ活用”できるように見直していく事が不可欠」があげられています。この課題に対して、本セッションではDX 共通プラットフォームとしてPI Systemが持つ機能をデモを交えて説明します。PI Systemではこれまで蓄積いただいたプロセスデータを、容易に他システムと連携する事ができます。その一例としてAVEVA製品の予知保全パッケージ、APMとの連携をご紹介いたします。

OSIsoft Japan株式会社

テクニカルコンサルタント

早川 光秋

13:30

14:00

パートナー講演

サステナビリティ世界NO.1企業シュナイダーエレクトリックの会社紹介並びにAVEVA様とのパートナーシップのご紹介

シュナイダーエレクトリックは、弊社並びにお客様のサステナビリティの実現をデジタルソリューションを使って実現するグローバル企業です。本講演では、シュナイダーエレクトリックの会社紹介、ビジネス紹介ならびにAVEVA様とのパートナーシップにおいての実際の導入事例もお客様の動画も含めご紹介させていただきます。

シュナイダーエレクトリック株式会社

インダストリー事業 取締役バイスプレジデント

⾓⽥ 裕也

AVEVA技術・ソリューション講演

AVEVA Asset Information Management(AIM)とPI Systemによるアセットに集約したエンジニアリングデータと操業情報

AVEVA AIMでは、P&ID図面や機器リスト、既存プラントのレーザースキャンデータ、運転に関わる各種ドキュメントなど、多岐にわたる図面や図書、アセットに関わる情報を紐付けし、Webブラウザにて迅速な検索、可視化を行います。PI Systemは装置やセンサーの大量の時系列データを収集してアセットに紐付け、Webブラウザにて迅速な検索、可視化を行います。これらのシステムを連携して利用することにより、エンジニアリングデータと操業データ両方の情報連携が実現できます。

OSIsoft Japan株式会社

テクニカルコンサルタント

吉田 和世

 

14:00 -14:15 休憩

14:15

14:45

お客様事例講演

ごみ焼却設備における保全データの考え方

近年、ごみ焼却設備においても長寿命化を目的とした考え方が求められる機会が増えています。しかし、こうする事が正解という、あまり明確なものがありません。どうすればこのテーマを達成できるのか? 7年前からこの課題に取り組み検討を繰り返した結果、一つのシステムを構築し、既に各施設への導入を実施するに至りました。今回は課題取組のアプローチ、ディスカッションから導いた保全データのデジタルデータ化の課題、構築したシステムの簡単な紹介と将来展望等についてお話していきたいと思います。

日立造船株式会社

環境事業本部 インキュベーション推進部 部長

飯尾 和人

お客様事例講演

エナジートランジションとDigitalizationによるカーボンニュートラル社会実現に向けて

カーボンニュートラルは持続可能な社会実現のための一つの重要なゴールであり、Digitalizationはその必須手段であると言えます。三菱重工業はエナジートランジションを現実的に実現していくために、様々な取り組みを行っていますが、そのDigitalizationの中核にはPI Systemを使用しています。クラウドや様々な技術を活用し、人間力を最大限に活かし、徐々にゴールへ向かって進んでいくために日々業務プロセス変革も含めて悩みながら歩んでいます。本講演を通じて、そのような活動を通じて得た経験が、同じ目標を持つ皆様に少しでも参考になればと願っています。

三菱重工業株式会社

エナジードメイン エナジートラジション&パワー事業本部 エナジートランジション総括部 技術戦略室 デジタル戦略 主幹技師

石垣 博康

14:45

15:15

お客様事例講演

APSとPI systemの連携によるオンライン運転支援システム構築

三菱ケミカルでは企業の変革を目的に、DXプロセスにおいて基盤整備、効率化/自動化/高度化等の種々の施策実行を進めている。生産現場における運転データ利活用の一アプローチとして、AVEVA process simulationとPI systemの連携によるオンライン運転支援システムを構築した。本システムではプロセスモデルがリアルタイムでプラントの稼働状態を可視化し、さらに現状をふまえた最適な運転状態を提案する。ここでは本システムの構成と機能について紹介する。

三菱ケミカル株式会社

技術統括本部 生産技術部

桑原 卓也

お客様事例講演

IHIグループの見守りサービスの標準化への取り組み

IHIグループでは,お客さまとの接点を増やし,よりお客さまに寄り添ったアフターサービスの強化を目指しています。現在,IHIグループではお客さまの設備の情報・データの収集・可視化・異常監視の準備を進めています。今後さらにIHIグループ全体で,大量のデータ収集・可視化をスピーディに行うことを得意とするPI Systemを利用することで,IHIグループの見守りサービスの標準化を進めていきます。

株式会社IHI

高度情報マネジメント統括本部 IoTプロジェクト部 ビジネスプラットフォームグループ

空 栄一郎

長島 瞳

 

15:15 -15:30 休憩

15:30

16:00

お客様事例講演

VRを用いた新設プラント稼働前運転訓練シミュレータの構築

DX戦略に基づき、デジタルアイテムの有効活用を推進している中、当社の主幹製品である酢酸の原料となる一酸化炭素の製造プラント更新に伴い、新設プラントの早期安定化および異常時対応の取り組みとして、稼働前の運転員への教育のためAVEVA社の運転訓練シミュレータを採用した。製法転換を伴うため、実機データの存在しない前提での非定常プロセスモデリングや、プラント設計用3D-CADを利用して、VRに対応した現場操作モデルを構築するなど、挑戦的なシミュレータ構築を行った事例について紹介する。

株式会社ダイセル

生産本部生産技術センター シミュレーショングループ 主任研究員

鈴木 翔太

お客様事例講演

PI Systemを軸とした価値創造とK-VaCSによるサービス提供

関西電力は2016年以降、全火力発電所へPI Systemの導入を進め、運転データの見える化に取り組むとともに、運転データと設備情報・運用ノウハウを紐付けることで、データの「可視化」から「価値化」へと変化させてきました。さらに、PI Systemと先端のAI・IoT技術を融合させる事で新たな価値を創造し、これらをコンテンツに含めたエンジニアリングサービス「K-VaCS」にて新たなフィールド、サービスにも挑戦しています。今回は、こうしたPI Systemを軸とした価値創造の取組みについてご紹介します。

関西電力株式会社

火力事業本部 火力開発部門 脱炭素技術グループ チーフマネジャー

山本 哲生

 

16:00 -16:15 休憩

16:15

16:55

パネルディスカッション

【ファシリテーター】

アイティメディア株式会社

プロフェッショナル・メディア事業本部 MONOist編集長

三島 一孝

16:55

17:00

終了のご挨拶

AVEVA

Japan/South Korea/Southern Parter Vice President Sales

Michael Hu

  • ※プログラム、タイトルは、予告なく変更される場合があります。

開催概要

名称

Webセミナー

AVEVA World Digital Japan

~プラントの未来~ 業界の最新動向・課題・事例をご紹介

日時

2021年11月9日(火)9:00 開場・10:00 開演

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

こんな方に
おすすめ

⽯油・化学、電⼒、化学、食品・飲料、製造、製薬、エンジニアリング、造船業界など CxO、プラントマネージャー、IT/DXマネージャー、オペレーション/エンジニアリングマネージャー、ユーザー等

詳細

<イベントプログラム>
◇午前セッション
・AVEVAより日本へ向けたメッセージ
・業界動向・お客様事例講演
・製品・ソリューション概要とロードマップのご紹介

◇午後セッション
2つトラックに分かれ以下の内容を配信します。
・弊社最新ソリューション紹介
・パートナー企業様によるご講演
・お客様による事例講演
・パネルティスカッション(2つのトラック共通で開催)
専門有識者をモデレーターにお迎えし、AVEVA、OSIsoft、シュナイダーエレクトリック、と講演者によるパネルディスカッションを開催します。
※内容は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。


<パートナー企業ブース>
この度豊富な実績と専門知識有する弊社パートナー企業のソリューションやサービスを動画や資料でご紹介させていただきます。
【協賛企業】
・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
・三井情報株式会社
・横河ソリューションサービス株式会社
・株式会社宇部情報システム
・TIS千代田システムズ株式会社
・シュナイダーエレクトリック株式会社

主催

AVEVA

メディア協力