講演内容:
国内においても、SAPの2025年(2027年)の崖に対する対応は着実に進んでいます。当初は旧製品(SAP ERP)から新しい製品(SAP
S/4HANA)への移行という狭い領での検討がメインでしたが、現状では不透明な未来に対する成長戦略として製造業DXや次世代情報インフラとその情報活用へテーマが進みました。本講演では、製造業DXの推進に必要となる次世代情報インフラ(IT+OT)のトレンドとその具体的な取り組み内容についてご紹介いたします。
株式会社フロンティアワン
代表取締役
鍋野 敬一郎 氏
プロフィール:
同志社大学工学部化学工学科卒業(生化学研究室)、1989年米国総合化学デュポン社(現ダウ・デュポン社)入社、1998年独ソフトウェアSAP社を経て、2005年にフロンティアワン設立。業務系(プロセス系:化学プラントや医薬品開発など、ディスクリート系:組立加工工場や保全など)の業界および業務、システムの調査・企画・開発・導入の支援に携わる。ERP/SCM、MES/MOM、IoT導入、クラウド統合データ基盤(データレイク)開発などに実績を持つ。2015年より一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)サポート会員となり、総合企画委員会委員、IVI公式エバンジェリストなどを務める。その他、ウイングアーク1st社、エッジAIベンチャーのエイシング社アドバイザーなど
著書:「デジタルファースト・ソサエティ」日刊工業新聞社 (2019/12/11)
共著:福本 勲 (著), 鍋野 敬一郎 (著), 幸坂 知樹 (著)