COVID-19の状況下において政府は行政手続きのオンライン化を強力に推進しており、あらゆる業界においてDXは今まさに実行すべき喫緊の課題となっています。また、エネルギーを中心とした社会インフラ業界は規制改革により新たな事業者の参入など業界の変革が進んでおり、顧客に選ばれるためのサービス向上、カスタマーエクスペリエンス向上のためのDXに取り組むことの重要が増しています。

本オンラインセミナーではデジタル庁平本様、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社細谷様に登壇頂き、行政手続きや文書電子化、顧客起点のDXの取り組みとその先のめざすべき姿、業界全体がDXに取り組んでいかなければいけない背景や課題について、主にBtoB領域にフォーカスを当てた議論を通して、業界全体のDX推進を後押しさせていただきます。

講演者

デジタル庁データ戦略統括/
前内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 政府CIO上席補佐官
前経済産業省 CIO補佐官

平本 健二

大手SIからコンサルティング会社を経て現職。デジタル技術による行政サービス改革を担当。既存の行政の枠では解決できなかった課題を、調査、検証からサービス展開まで一貫プロジェクトとして実施。国・自治体を通じた情報サイトの構築・運用をするとともに、データ基盤整備等をグローバルな視点から推進。最近はSociety5.0やスマートシティのプロジェクトにも参加。現場とのコミュニケーションのため、協働イベントにも積極的に参加。

EY ストラテジー・アンド・コンサルティング
株式会社

エナジーセクター パートナー

細谷 友紀

2014年にEYに参画以降、日本地域における電力ガスセクター向けのコンサルティングサービスをリード。新電力向けの事業戦略やDX推進を行っている、また、2021年よりEY JapanのSDGsカーボンニュートラル支援オフィスにおいてサブリーダーも兼任

アドビ株式会社

デジタルメディア エンタープライズセールス
第三営業部 部長スペシャリスト

宮下 猛

2003年にアドビシステムズ株式会社に入社。パートナーセールス部門、Document Cloudの市場開拓部門、エンタープライズセールスを経て現職。

アドビ株式会社

プロダクトスペシャリスト

永田 敦子

2014年入社。プロダクトスペシャリストとしてCreative Cloud、Acrobatのセミナーや勉強会などを担当。2021年よりDocument Cloudの製品スペシャリストとして活動を展開。

アドビ株式会社

DX GTM・ソリューションコンサルティング本部 マネージャー

山下 宗稔

大手SIに新卒で入社しBIシステムの保守・導入PJ等を行い、その後システムコンサルティング会社へ入社。SAP BusinessObjectsやQlik、TableauなどのBIを用いた情報基盤構築の提案や導入等を行う傍ら、西日本支社長、AI事業の立ち上げを経験。BIとは別のシステムに携わりたくなり2018年マルケトへ入社、2019年よりAdobe。ソリューションコンサルタントとして年50回以上のセミナー登壇や提案に奔走。2021年より現職。

プログラム

13:00 - 13:05

オープニング

アドビ株式会社

宮下 猛

13:05 - 13:35

基調講演

急速に変化するデジタル社会とビジネストランス
フォーメーション

講演内容:

今、産業全体がDXに取り組んでいかなければいけない背景、DX推進の課題、また、政府として行政手続きや文書の電子化について取り組んできたことを解説いただくとともに、その先のめざすべき姿や具体的なステップについてご提案いただきます。

デジタル庁データ戦略統括/
前内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 政府CIO上席補佐官
前経済産業省 CIO補佐官

平本 健二

13:35 - 14:00

エネルギー/インフラ産業における
紙業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)

講演内容:

アドビが開発した「Adobe PDF」は、紙文書をデジタル化し、紙の使いやすさと電子の効率性により、国際標準の電子文書フォーマットとしてグローバルマーケットに普及しました。
本セッションでは、特にエネルギー/インフラ産業においてよく見られる紙業務の課題に焦点を当て、Document Cloudで実現する文書業務のデジタルトランスフォーメーションによって、業界の皆さまが抱える課題を解決するヒントをご紹介します。

アドビ株式会社

永田 敦子

14:00 - 14:05

休憩

14:05 - 14:35

今取り組むべきDXとは

-Energy DX Reimaged- 消費者のモバイル化と企業のペーパーレス化

講演内容:

短期かつ具体的なCustomer Experienceの向上に資するDXに関し、その必要性を消費者向け、エンタープライズ向けそれぞれ観点で触れていきます。
消費者向けにはモバイル化の進展がポイントとなります。
これまでエネルギー業界ではDigital Divideを意識し、急激なDXを避けてきたが、今後はDXを推進しながらNon-Digitalized Customerへのサポートを構築することが求められます。一方エンタープライズ向けには完全なペーパーレス化を志向し、電子帳簿保存法や在宅ワーク、情報セキュリティ管理などへの対応力を向上させることが求められます。これらのアクションの要点についてエネルギービジネスにおけるポイントを踏まえ解説します。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

エナジーセクター パートナー

細谷 友紀

14:35 - 14:55

エネルギー産業における顧客エンゲージメントの課題と
対応例

講演内容:

電力やガスの自由化がここ数年で進められる中で、エネルギー産業において企業と顧客(BtoB/BtoC問わず)との間のコミュニケーションは増大しています。そのような時代背景の中で様々な課題が発生していますが、それらの課題の内容と、それに対するAdobe Marketo Engageを用いた解決策の実例(エネルギー産業の企業様における施策例)をご紹介いたします。

アドビ株式会社

山下 宗稔

14:50 - 15:00

クロージング

アドビ株式会社

宮下 猛

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

エネルギー・社会インフラ業界に求められるDXの課題と
推進のポイント

デジタル庁平本氏、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社細谷氏ご登壇! 

日時

2021年10月14日(木)13:00 - 15:00

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

アドビ株式会社

メディア協力