講演内容:
車載システム開発では、ISO26262に対応するための要求管理・トレーサビリティ管理ツールの導入が進んでいます。しかし、それによって工数が増加する割には品質改善や納期短縮などにまで活用できていないケースが散見されます。本講演ではトレーサビリティ管理ツールを比較分類した上で、規格対応にとどまらない、より本質的な改善につなげる使い方を事例を交えてご紹介します。併せて、企業間の要求交換を効率化する"ReqIF Adapter"など、ConTrackの最新機能もお伝えします。
株式会社ベリサーブ
プロセスエンジニアリングサービス開発部
プロダクトサービス開発課 課長
横田 浩行
プロフィール:
2009年 株式会社ベリサーブ入社。大手電機メーカーのプロジェクトなどでQAエンジニアを務めた後、新規事業の企画・推進に従事。その後はトレーサビリティ管理ツール「ConTrack」の企画・開発を主導するなど、システム開発全体のQCD向上のためのソリューションの開発に注力。この間、ソフトウェア開発に関する独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の標準化・制度検討部会にも参画している。