世界的に企業を取り巻く環境が激変している昨今、コスト削減の必要性が急速に高まっています。IT投資では固定費となっている既存ソフトウェアの維持保守にかかるコストの見直しが行われています。その中でも、データベースはどのお客様でもシステムを構築する必須のソフトウェアで、コストに占める割合は少なくありません。

今、既存のデータベースからの移行先としてOSSをベースとしたEDB Postgresが注目されており移行実績が増えています。EDB Postgresは、Oracle DB互換機能に加えてエンタープライズ用途で利用に必要となるセキュリティ機能や開発者向け機能拡張、運用管理ツールが統合されており、かつコストを大幅に抑えたPostgres DBの拡張版です。

IBMでは、2019年10月のEDB社とのパートナシップ発表以降、IBMからもサポート・サービス含めてご提供できるようになりました。また、既存のサーバーを集約し、仮想コピーの技術を活用して必要なときに必要なだけ環境を立ち上げることで、ライセンスや運用にかかるコストを削減できるソリューションもご提供できるようになりました。

本セミナーでは、これらのIBMからご提供できるコスト削減のソリューションについて、ご紹介させていただくとともに、ラック社より長年様々なお客様においてデータベース構築・運用を実践した経験から具体的移行方法に関してご紹介いたします。

プログラム

13:00 - 13:10

オープニング

13:10 - 13:35

山崎 一孝

データベース移行による
ライセンス・コスト削減(EDB Postgres)

講演内容:

OSS DBであるPostgreSQLをエンタープライズ向けに機能拡張したEDB Postgresを活用したDBコスト削減ソリューションです。主にOracleユーザーのお客様にご検討いただけるソリューションとなります。

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBM Data and AI事業部
テクニカルセールス

山崎 一孝

プロフィール:

IBM研究所を経て、2008年からIBMサービス事業部にてBI/DWHやWatsonなどのデリバリープロジェクトに従事。主に金融業界にてソリューションの要件定義からサービスインまで、開発エンジニア/チームリーダー/PMとしてお客様と苦楽を共にさせていただいた。2020年よりIBM Data and AI事業部にてHybrid Data Management製品のテクニカルセールス。

13:35 - 13:50

高村 豪

サーバー集約によるライセンス・コスト削減(仮想コピー)

講演内容:

DBの仮想コピー技術を活用したDBコストとテスト・開発環境に必要となるストレージコストに対する削減ソリューションです。オンプレミス・ハイブリットクラウドご利用のお客様にご検討いただけるソリューションとなります。

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBM Data and AI事業部 製品統括

高村 豪

プロフィール:

データ活用を支援するソフトウェアの製品オファリングを担当しています。特にデータの蓄積や整備、ガバナンスなどに関するソリューションを、日本のお客様の特有のニーズに合わせて企画・展開しています。

13:50 - 14:15

浅川 太郎

データベース構築経験と移行のための具体的方法

講演内容:

ラックとして長年のデータベース/ストレージ構築・運用経験のご紹介とともに第一章でご紹介させていただいたソリューションに関してリスクを少なくスムーズに移行いただける具体的内容をご紹介させていただきます。

株式会社ラック

エンタープライズ事業部 ITソリューションサービス部 第二グループ
グループマネージャー

浅川 太郎

プロフィール:

1998年入社。保険系(生損保・共済)のお客様を中心に、アプリケーション開発およびインフラ構築のシステムインテグレーションを担当しています。
ラックのデータ&AI推進リーダーとして、DB2/Postgre/Oracle等のデータベースはもとより、DataStage/Cognos/SPSS/WatsonといったIBM社ソフトウェア製品を中心に『これからの企業戦略におけるデータ活用競争力』を展開中です。

14:15 - 14:30

質疑応答

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

コストのお悩み解決します
データベースライセンス・保守コスト削減ウェビナー

日時

2020年12月10日(木)13:00 - 14:30

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社ラック

後援

日本アイ・ビー・エム株式会社

メディア協力