複雑化し・高度化するサイバー攻撃に対して、機械学習/自然言語処理/ディープラーニングなどのAI技術を駆使して対策を行う動きが本格化しています。未知のマルウェアを検知するために、機械学習を使ってマルウェアの行動パターンを分析したり、 またDarkWebなどでやり取りされる情報を自然言語処理で分析し、攻撃手法を事前に把握するといった手法も取り入れられています。

本セミナーでは、機械学習/自然言語処理/ディープラーニングなどのAI技術を取り入れた、セキュリティ対策の最新事例をご紹介するとともに、どういった分野に活用できるのか?現時点で活用できるソリューションを紹介します。

セミナー概要

名称

AIセキュリティセミナー2019

日時

2019年11月6日(水) 13:00 - 16:10 (受付開始12:30~)

会場

東京コンファレンスセンター・品川 406
〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 [会場地図

定員

100 名

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

サイバーリーズン・ジャパン株式会社/SCSK株式会社、株式会社サテライトオフィス、ダークトレース・ジャパン株式会社

メディア協力

基調講演者

沖縄科学技術大学院大学

CIOオフィス 最高情報セキュリティ責任者

永瀬 啓太 氏

欧州ソフトウエア最大手企業、欧州と米国の金融機関を経て2015年より現職。
グローバル企業で情報セキュリティ組織の立ち上げ、ポリシーの策定、サイバーセキュリティ・プログラムの導入と監督、リスク管理、システム監査、サイバー攻撃・内部不正に対するSOCの立ち上げとインシデントレスポンスなど幅広い実務経験を積む。
現職では、最新の技術を情報セキュリティ対策に取り込み組織の情報セキュリティ・サイバーセキュリティ・プライバシーを維持すべく奮闘中。

プログラム

13:00 - 13:50

基調講演

AI の活用で安定したセキュリティ基盤を実現!
- OIST における課題と実例について

沖縄科学技術大学院大学

CIOオフィス 最高情報セキュリティ責任者

永瀬 啓太

講演内容:

情報セキュリティ・サイバーセキュリティの脅威が複雑巧妙化し懸念が増え続ける一方、対応するセキュリティ分野の人材不足も深刻になっている。OISTでは学内の実セキュリティ基盤にAI/MLを導入し、情報セキュリティ・サイバーセキュリティの品質を保ち効率的な体制を構築した。その際の防衛側・攻撃側それぞれからみたAI/MLの考察と、実際に活用する際の課題を洗い出すとともに、AIで情報セキュリティの課題がどう解決されたかを実務経験をもとに説明する。

13:50 - 14:40

見えない攻撃を可視化する

サイバーリーズン・ジャパン株式会社

エバンジェリスト

増田 幸美

SCSK株式会社

情報システムグループ IT企画部

松澤 隆信

講演内容:

日々驚異的な進化を遂げるサイバー攻撃。従来型のセキュリティ対策では気づけない巧妙な攻撃の被害が急増する中、侵入後の対策を中心としたセキュリティ対策の立て直しが急務とされています。本講演では、“今”企業が実施すべきサイバーセキュリティー対策とエンドポイントセキュリティ製品Cybereason EDRを導入し、1年間運用したSCSK株式会社の運用事例を説明します。

14:40 - 14:50

休憩・ブース交流

14:50 - 15:30

Cisco Umbrellaが守る
- 働き方改革時代のセキュリティ
【ランサムウェア・IoT機器セキュリティ対策】

株式会社サテライトオフィス

執行役員

岡 裕明

講演内容:

ネットワーク分野での世界企業であるCisco社から、Cisco Umbrella というクラウドサービスがリリースされました!最先端のセキュリティー関連のクラウドサービスを詳しくご説明いたします。DNS制御型のセキュリティーサービスで、高度なフィルタリング機能をCisco社がクラウドで提供する事で、既知&未知のウィルス系の対策が容易に可能です!ランサムウェア「WannaCry」の対策としても有効です。

15:30 - 16:10

The Enterprise Immune System:世界をリードするサイバーAI

ダークトレース・ジャパン株式会社

アカウントエグゼクティブ

宮川 紗己

講演内容:

ますます高度化・増加するサイバー攻撃や内部脅威に対し、完璧な防御はもはや不可能です。ダークトレースのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論を応用してネットワーク全体の定常状態を常に把握、リアルタイムに可視化し、異常な挙動や未知の脅威を即検知する、ルールやシグネチャに依存しない新機軸のセキュリティ対策です。2013年に設立以来、全世界に40の拠点を展開、世界各国に2,300社以上を擁する顧客のネットワークにおいて数々の未知の深刻なサイバー攻撃を検知した、クラウド、仮想、企業ネットワーク、IoT、産業用システムを含むあらゆるデジタル環境で機能するダークトレースの自己学習型アプローチについて詳説します。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

ブース

サイバーリーズン・ジャパン
SCSK

多層防御が基本中の基本でありつつも、コスト面からフルスタックの対策が取れない企業、これまで鉄板といわれている一連のセキュリティ対策を施していても攻撃が入ってしまっている企業にとって、真に必要な対策は何なのか、建前ではなく実際の現場で役に立てるエンドポイント・セキュリティ・ソリューションをご紹介します。