講演内容:
情報共有は、業務効率を向上させるためだけでなく、企業が資源としてもつ知識の創造のためにも重要になってきています。しかし、その導入にあたっては、機密情報保護の問題、社内組織形態との整合性、システムとしての運用・保守など、さまざまな課題が存在し、導入に躊躇するIT組織があると思われます。ヤマハにもそのような時期がありましたが、システム導入に関する考え方を見直すことにより、情報共有基盤に関する仕組導入を加速してきました。講演では、ヤマハでの導入・運用の内容をお伝えするとともに、それを進める背景となった考え方の変更、更にはそれらを支える情報共有についての根本的な思想などについて紹介をさせていただきます。
ヤマハ株式会社
情報システム部 部長
徳弘 太郎 氏
プロフィール:
1989年 ヤマハ株式会社入社
2001年 Yamaha Music Interactive, Inc. (NY, USA)出向
2008年 Yamaha Corporation of America (CA, USA)出向
2011年 yamaha+推進室 SLPプロジェクトリーダー
2016年 業務本部 情報システム部長
2019年 執行役員 経営本部 経営企画部部長 兼 業務本部 情報システム部長