多くの企業がOffice 365やAzure、AWSなど複数のクラウドアプリケーションやクラウドインフラを利用している今、セキュリティもゼロトラストコンセプトに基づいて構築する必要があります。4月にジェムアルトの買収を完了した新しいタレス社が推奨する、マルチクラウド時代の新しいデータ保護についてご紹介します。
境界線が無くなった今、データそのものを保護する暗号化と暗号化の基本となる安全な暗号鍵管理、そして成りすましアクセスを防ぎ利用者の利便性も高めるリスクベース二要素認証とシングルサインオンなどを紹介します。

講演者

牧野総合法律事務所 弁護士法人

弁護士
タイムビジネス協議会メンバー
電子認証局幹事

牧野 二郎

1953年生まれ。中央大学法学部卒業。弁護士。1995年にインターネットに出会い、翌年、ホームページ「Internet Lawyer法律相談室」を開設して話題になる。現在は、インターネット上でのビジネスを開花させるためのインフラ(基盤構築)の必要性を痛感、法的側面からのセキュリティ対策サービス、さらには電子著名制度による安全な取引を実現するためのリーガルサービスの提供へと特化、専門家している。制度整備を通して、情報社会のあり方、自己実現の方法など、積極的なかかわりを提言。著書に『市民力としてのインターネット』(岩波書店)、『企業犯罪対策入門』(インプレス)、『内部統制時代の文書・情報マネージメント』(共著・NTT出版)、『内部統制システムのしくみと実務対策』(共著・日本実業出版社)『GDPR 仕組みと対策がよーくわかる本』(秀和システム)など多数。

セミナー概要

名称

Thales Evolution 2019 (Crypto Live Japan)

マルチクラウド時代に求められるゼロトラストセキュリティの構築

日時

2019年10月2日(水)13:50 - 17:00

会場

東京コンファレンスセンター品川ルーム406

〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川4F[会場地図

受講料

無料(事前登録制)

主催

ジェムアルト株式会社(Thalesグループ)

協賛

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

メディア協力

プログラム

13:50 – 14:00

開会挨拶

ジェムアルト株式会社

(Thales クラウドプロテクション&ライセンシング)
事業本部長

中村 久春

14:00 – 14:40

セキュリティ大変革時代を迎えて

セキュリティ要請の大変革期を生き抜く戦略サマリ

講演内容:

現在かつて無いほどの大きな変化が生まれている。犯罪者はAIを駆使し攻撃を高度化し、さらに巧妙に個人を騙して成りすますなどして、重大侵害を現実化している。企業はこれにどの様に対処すべきなのか。現在、経路セキュリティに終始していた時代は終わりを告げ、ゼロトラストの視点に立ったシステム構築、本人認証を核とする徹底したアクセス制御を実現する仕組みが提案されている。企業は、企業の資産となるデータと企業自身の成長を保護するため、今こそ、新たな事業計画、戦略を持たなければならない。

弁護士
牧野総合法律事務所弁護士法人

所長

牧野 二郎

14:40 – 15:30

逐次通訳

より自信を持ってクラウドを活用する方法とは
- DXとコンプライアンスのための、企業のデジタル資産を保護するテクニック

Thales Solutions Asia Pacific

Shaun Chen

15:30 – 15:45

休憩

15:45 – 16:15

デジタル変革に向けた暗号基盤構築のポイント

講演内容:

あらゆる産業分野でデータ利活用が加速していて、データ保護がカギを握っています。お客様からお預かりしたデータやIoT機器などから取得したデータを有効活用することで、お客様や社会により高い価値やサービスを提供できます。その一方で、不正アクセスなどによる情報漏えいは後を絶たない状況です。本セッションでは、エンタープライズ向け暗号化ソリューション「Vormetric Data Security Platform」の機能・特徴と、構築する際のポイントについて解説します。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

ゲートウェイセキュリティ企画本部
ゲートウェイセキュリティ技術開発部

太田 高明

16:15 – 17:00

認証サービスを活用したDX
アクセス管理インデックス及びSafeNet Trusted Accessのご紹介

日本セーフネット株式会社

(Thalesクラウドプロテクション&ライセンシング)
担当部長

芳賀 悟

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。