データ、IoT デバイス、そしてコンピューティング・パワーが急激に増大している時代を迎え、サイバー攻撃者が組織に侵入する方法も従来になく多様化しています。セキュリティー・チームは、このような脅威にタイムリーに対処していかなくてはならないという難しい課題に直面しています。あらゆるベンダーからあらゆるツールが提供されている中でセキュリティー要員の不足やスキルのキャップを乗り越え、ますます増加するコンプライアンスに対する要求や義務を果たし続けなくてはなりません。

こうした直面している状況への対応に追われている組織では、セキュリティーの基礎知識を身につけることが後回しになっているかもしれません。しかし、適切なアプローチ、テクノロジー、そしてエキスパートの存在があってこそ、サイバー犯罪者への反撃も可能になる、とIBMは考えます。当イベントでは、現在と将来の課題から企業を守るために、IBMがどのようにして、必要なスケールとスピードで”セキュリティーとレジリエンシー(回復力)”を提供しているかについて、実際のIBMのお客様とともにIBMのリーダーが語ります。

【見どころ】
◆激増するサイバー攻撃に耐えうる組織をつくるには? セキュリティ要員やスキル不足をどう補う?
◆サイバー攻撃の被害に遭った「後」を考える。インシデントレスポンス事例紹介
◆重要インフラや産業機械がサイバー攻撃の標的に! OT(制御システム技術)セキュリティ戦略を考える
◆一筋縄ではいかない ID 管理と、認証基盤の明日を考える

セミナー概要

名称

IBM Security Summit 2018 Japan

日時

2018年10月31日 (水) 13:30~17:00 (受付開始 13:00)

会場

マンダリンオリエンタル東京
〒103-8328 東京都中央区日本橋室町2-1-1[会場地図

受講料

無料(事前登録制)

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

メディア協力

講師紹介

福島 雅哉

福島 雅哉

日本航空株式会社
IT 企画本部 IT 運営企画部
セキュリティ戦略グループ グループ長

John M Wheeler

John M Wheeler

IBM Global Security
VP, Services Strategy, Offerings

纐纈 昌嗣

纐纈 昌嗣

日本IBM
執行役員
セキュリティー事業本部
IBMセキュリティー事業本部長

小川 真毅

小川 真毅

日本IBM
パートナー
セキュリティー事業本部
コンサルティング&システム・インテグレーション

藤盛 秀憲

藤盛 秀憲

日本IBM
セキュリティー事業本部
セキュリティー・製品事業部 ITスペシャリスト

竹内 和弘

竹内 和弘

日本IBM
セキュリティー事業本部
Identity and Access Management
シニア・マネージング・セキュリティー・コンサルタント

猪股 秀樹

猪股 秀樹

日本IBM
Tokyo SOC
セキュリティー・アナリスト

小倉 秀敏

小倉 秀敏

日本IBM
セキュリティー事業本部
セキュリティー・インテリジェンス・センター

プログラム

13:30 - 14:45

K-1 ゼネラルセッション

基調講演

Ready for Anything: Build a Cyber Resilient Organization
すべてに備えよ:サイバー・レジリエントな組織をつくるためには【同通あり】

IBM Global Security
VP, Services Strategy, Offerings

John M Wheeler

特別セッション

サイバー・レジリエントな組織作り- 日本のお客様のベストプラクティス

日本航空株式会社
IT 企画本部 IT 運営企画部
セキュリティ戦略グループ グループ長

福島 雅哉

日本IBM 執行役員
セキュリティー事業本部 IBMセキュリティー事業本部長

纐纈 昌嗣

15:00 - 15:30

A-1

IT/OT セキュリティコンバージェンス- OTを狙うサイバー攻撃とどう向き合うか

日本IBM パートナー
セキュリティー事業本部
コンサルティング&システム・インテグレーション

小川 真毅

講演内容:

ライフラインや交通網などの社会インフラ、工場や医療施設など、ITとは異なるOT(Operational Technology)によって制御されているシステムは、IoTやクラウドの導入をはじめ、汎用技術の採用やIT環境との融合によって付加価値の創出や安全性、効率の向上が図られている一方、サイバー脅威にもさらされている。本セッションでは、いま新たなCEO/CISOアジェンダとして求められているOTサイバーリスクマネジメントにどう取り組むべきか、その方針や技術的な方法論について解説します。

B-1

インシデント・レスポンス・プラットフォーム
3つの要素とオーケストレーション

日本 IBM セキュリティー事業本部
セキュリティー・製品事業部 ITスペシャリスト

藤盛 秀憲

講演内容:

企業におけるインシデント発生を減らす事は非常に大切な事ではありますが、インシデントをゼロにする事は非常に困難です。まず、発生したインシデントを如何にコントロールし、誰が何をどうするのかを手順として構築することが必要となります。また、会社の中で’今’何が起こっているのかを把握し、複雑化した脅威に対して適切に対応を行うことが求められます。その上で適切な自動化を実装することによって、人・プロセス・テクノロジーのオーケストレーションを実現し、インシデントに対応するプラットフォームを構築することが可能となります。このセッションでは、企業にとって必須となった、インシデント管理に対するプラットフォームを構築するための3つの要素と、オーケストレーションを実装することができるResilient IRPのご紹介を行います。

15:45 - 16:15

A-2

セキュリティ・インフラとしてのIAM
~明日のIAM(アイデンティティ&アクセス マネジメント)を考える

日本IBM
セキュリティー事業本部 Identity and Access Management
シニア・マネージング・セキュリティー・コンサルタント

竹内 和弘

講演内容:

グローバル化、働き方改革、M&A、クラウド、SNS等、企業におけるITの利用環境が大きく変わっている現在において、また、セキュリティ脅威へのベースとなる対抗策として、アイデンティティ管理と認証、アクセス管理の重要性が多くの企業において再認識されています。本セッションでは、これからのセキュリティにおいてIAMに求められる要件を示すとともに、実装にあたっての考慮点を解説します。

B-2

IBM X-Force スレット・マネージメント・サービス(新サービス)の
ご紹介【同通あり】

IBM Global Security
VP, Services Strategy, Offerings

John M Wheeler

16:30 - 17:00

A-3

コグニティブSOC ベストプラクティス

日本IBM
Tokyo SOC セキュリティー・アナリスト

猪股 秀樹

講演内容:

標準的な企業のセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)は、1日当たりおよそ20万件という膨大なセキュリティー・イベント・データを処理していると言われており、高度化するサイバー攻撃に対処するため、SOCでのコグニティブ技術を活用したセキュリティ・イベントの分析が注目されています。本セッションでは、IBM SOCでの活用事例を元にコグニティブSOCのベストプラクティスをご紹介します。

B-3

ますます重要になるインシデント・レスポンス
IBM X-Force IRIS から日本企業へのメッセージ

日本IBM
セキュリティー事業本部
セキュリティー・インテリジェンス・センター

小倉 秀敏

講演内容:

既存のセキュリティ施策では発見できず、情報持ち出しなどの被害につながってしまうことが多くなってきています。このセッションでは、実際の事故事例を紹介し、被害を最小限に留める考え方や具体的な施策を解説します。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。