マイナンバー制度が本格的に運用開始されたいま、企業、行政などの組織にとってセキュリティー対策の見直しは必至となっています。
本セミナーでは、個人情報の保護に関する基本方針やガイドラインの策定等に取り組む監視・監督機関である「個人情報保護委員会」の委員で、東京工科大学コンピュータサイエンス学部 教授の手塚 悟 様を講師にお迎えし、企業・行政などの組織が実施すべきマイナンバー制度に対応した「技術的安全管理措置」の考え方についてご講演いただきます。
また、相反関係にある「セキュリティー対策」と「ユーザーの利便性」をバランスよく実現する、様々なソリューションをご紹介いたします。
ここでしか聞けない最新の情報が満載です。
ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
セミナー概要
名称 |
マイナンバー制度に求められるセキュリティー対策
~個人情報漏えいの危険性~ |
日時 |
2016年2月26日(金) 13:30~17:00 (13:00受付開始) |
会場 |
大手町ファーストスクエアカンファレンス イーストタワー2F RoomC[会場地図]
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエア イーストタワー2F |
受講料 |
無料(事前登録制) |
定員 |
50名 |
主催 |
ユニアデックス株式会社 |
共催 |
日本ヒューレット・パッカード株式会社 |
協賛 |
ヴイエムウェア株式会社 |
メディア協力 |
|
講演者紹介
個人情報保護委員会 委員 /
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 教授 (博士)工学
手塚 悟 様
[略歴] 1984年慶應義塾大学工学部数理工学科卒。同年(株)日立製作所入社。2009年度より東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授、現在に至る。
個人情報保護委員会委員、SIP重要インフラ等におけるサイバーセキュリティの確保担当サブプログラムディレクター、サイバーセキュリティ戦略本部重要インフラ専門調査会委員、IT戦略本部電子行政タスクフォース臨時構成員、情報連携基盤技術ワーキンググループ委員、住民基本台帳システム調査委員会委員、電子署名法及び認証業務に関する法律基準等検討ワーキンググループ座長、暗号技術評価委員会(CRYPTREC)委員、暗号技術活用委員会(CRYPTREC)委員等。
プログラム
13:30~13:40 |
ご挨拶
ユニアデックス株式会社 |
13:40~14:40 |
【基調講演】
特定個人情報の適正な取扱いについて
個人情報保護委員会 委員 /
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 教授 (博士)工学
手塚 悟 様 |
講演内容:マイナンバーのご意見番である個人情報保護委員会では、法律のルールを守るためにどうしたらよいのか、実務に照らし合わせて、具体的に説明したガイドラインを公表しています。ところが、ガイドラインについての理解が十分に進んでおらず、「マイナンバーのために金庫やシュレッターを買わなければいけないと言われた」といった反応や不安の声が、民間事業者から聞こえてきます。
本講演では、ガイドラインにおける安全管理措置を中心に紹介し、ビジネスの現場で聞こえてくる風説・俗説に対して、本来、何が必要なのかを説明します。 |
14:40~15:20 |
多要素認証ソリューションのご紹介
ユニアデックス株式会社
プロダクトマーケティング部
岩竹 智之
|
講演内容:情報漏えい対策として、アクセス制御や操作ログの取得だけで終わっていませんか?
パスワードが盗まれ、なりすましの不正ログインをされると、それらの対策がまったく意味のないものになってしまいます。もはやパスワードだけで守れない時代となっており、多要素認証の導入が各方面に広がってまいりました。ユニアデックスが導入した最新の多要素認証ソリューションの事例をご紹介いたします。 |
15:20~15:30 |
休憩 |
15:30~16:10 |
マイナンバー対策、もうひとつのリスクを取り除く
VMwareのセキュリティーソリューション
ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部 ビジネスモビリティ推進
部長 東根作 成英
|
講演内容:1 月から行政手続きや税徴収のための運用が開始されたマイナンバー制度。企業も従業員のマイナンバーを取り扱うために、これまでシステム改修やクラウド化などの準備を進めてまいりました。しかし、多くの企業で見逃されがちなのが、システムにマイナンバーを入力したり、閲覧したりするためのエンドポイント(端末)に対する対策です。高度化する標的型攻撃への備えとしてインターネット分離のシステムで対応を試みる企業も多い中、VMwareは一歩進んだセキュリティーソリューションをご提案します。 |
16:10~16:50 |
利便性の高い快適なセキュリティー環境を実現するIceWall SSO
日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクノロジーコンサルティング事業統括 IceWallソフトウェア本部
瓶子 則夫
|
講演内容:マイナンバー制度導入により、企業がかかえる機密情報は日々増加の一途をたどっています。企業の情報管理者にとっては、誰をどの情報リソースにアクセスさせるのか?という「認可」についてあらためて考えてみる機会かもしれません。また、制度導入により業務量が増加する現場のことを考慮すると、セキュリティー強化による負荷増大はなんとしても回避したいところです。
本セッションではセキュリティーとともに利便性も担保するシングルサインオンソリューションを、サービス業におけるマイナンバー導入事例を交えてご紹介します。 |
16:50~17:00 |
質疑応答 |