- 2024/11/11 掲載
ソニーG株が急伸、7-9月営業益の伸長を好感 市場予想上回る
IBESがまとめたアナリスト予想の平均3360億円を上回った。市場では「ものすごく良かったわけではないが、ゲームが好調で半導体も顧客の生産調整にとどまり、順調な様子がうかがえる」(岩井コスモ証券の饗場大介シニアアナリスト)との見方が聞かれる。
売上高は前年同期比3%増だった。ゲームや音楽などのエンタメ分野が増加した。一方、金融や映画が減収だった。為替も寄与しており、前年同期と同水準の為替とした場合、約1%の減収になるという。 25年3月期の営業利益予想は前年比8.4%増の1兆3100億円で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト24人の予想の平均値1兆3390億円を下回ったが「プレイステーション(PS)5の値上げも収益に貢献している。ゲームの好調ぶりを踏まえると、年末商戦でプロモーション費用をかけすぎなければ上振れもありそうだ」(饗場氏)との見方がある。売上高は同2.4%減の12兆7100億円に上方修正した。配当予想に変更はない。
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