Office 15は、Office 2010の後継製品で、初めてOfficeのクラウド版、サーバ版、モバイルおよびPC版、Office 365、Exchange、SharePoint、Lync、Project、Visioなどのすべてを同時にアップデートする。開発担当ブログでは、「Office 15は、人々の仕事に役立つコラボレーション、そしてこれまで以上にスマートかつ高速さを実現する」としている。

　テクニカルプレビューを実施した後は、パブリックベータ、リリース候補（RC）へと進め、最終的にRTM（製品）へと進む。Office 2010の場合は、テクニカルプレビューが2009年7月、パブリックベータが同11月、RC版が2010年2月、RTM版が2010年4月、一般提供は2010年6月だった。そのため、2012年内にRTM版が提供されるかどうかは微妙な情勢だ。