【東京都】セキュリティマネジメントカンファレンス 2017 夏東京

企業はもとより国家機関まで被害が表面化している標的型攻撃や、内部犯罪的情報漏洩など、企業や組織の情報資産を取り巻く脅威がますます高度化・複雑化しており、セキュリティポリシーの見直しも含めた総合的な対策が必要になっています。さらにはクラウド・モバイルの活用や働き方の多様化によりセキュリティの境界・領域も広がっており、モバイルワークやグローバル組織におけるセキュリティのあり方も問われています。本イベントでは企業や組織が直面するセキュリティの課題に対し、現状の認識と、具体的な課題解決の手段やポイントをテーマ毎に整理してまいります。従来型のセミナーに加え、ソリューションをプレゼンテーションできる展示ブースを設け、協賛各社と来場者との商談を支援・活性化してまいります。

開催概要

名称	セキュリティマネジメントカンファレンス 2017 夏
開催日時	2017年8月30日(水) 11:00～17:30（10:30 受付開始）
会場	ベルサール神田　[MAP]
定員	500名
受講料	無料（事前登録制）
主催	SBクリエイティブ株式会社
協賛	株式会社シマンテック / ゾーホージャパン株式会社 / エムオーテックス株式会社 / 株式会社ジェイピー・セキュア / NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 / クオリティソフト株式会社 / インフォサイエンス株式会社 / 株式会社サテライトオフィス / 株式会社アイピーキューブ / ダークトレース・ジャパン株式会社 / NTTテクノクロス株式会社 ※随時更新
メディア協力

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基調講演

経済産業省
大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官工学博士
伊東寛氏

1980年慶応義塾大学大学院（修士課程）修了。陸上自衛隊入隊後、技術、情報及びシステム関係の部隊指揮官・幕僚等を歴任し、陸自初のサイバー戦部隊であるシステム防護隊初代隊長となる。2007年退官、シマンテック総合研究所主席アナリスト、ラック特別研究員、執行役員、常務理事・サイバーセキュリティ研究所所長を経て、2016年5月より現職。

特別講演

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
シニアマネージャー公認会計士博士（工学）
森島直人氏

我が国におけるインターネットの黎明期より大学院大学においてネットワークの研究に従事した後、通信会社等にて大規模システムの導入支援、構築運用などを実施。その後、監査法人において内部統制監査、システム監査、会計監査等に多数従事。セキュリティコンサルタントに転身してからは、大学院大学や通信会社において培った情報技術の知識と、監査法人において培ったガバナンスや内部統制の知識を生かし、情報セキュリティコンサルティング業務を管理的側面から技術的な側面までワンストップで提供し続けている

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プログラム

	2F HALL
11:00 \| 11:45	K-1 基調講演：日本を取り巻くサイバー攻撃の趨勢とサイバー防護のためのヒント経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官工学博士　伊東寛氏 2015年６月の日本年金機構個人情報外部流出事件以来、サイバー攻撃に関する報道が増えた。それにともない、日本の社会に警報が上がるようになり、サイバー攻撃に対する人々の関心も増してきている。しかし、現時点におけるこれらの報道は個人情報流出事件に関するものが多く、その陰に企業の知的財産を狙っている攻撃が続いていることに対する注意が不足しているように感じている。本講演では、これらのまだ目に見えていないサイバー攻撃に対する注意喚起を行うとともに、企業等で効果的なサイバー攻撃への対策を取るためのヒントについて解説する。
11:45 \| 12:30	P-1 クラウド時代に最適なセキュリティ投資のあり方～クラウドシフトで見直すべき、セキュリティ境界線とは～株式会社シマンテックセキュリティエバンジェリスト　髙岡隆佳氏昨今、企業におけるセキュリティ対策において、新たな課題・検討項目としてあげられるのがクラウドの活用と働き方改革です。企業がオンプレミス環境で保護してきたデータの所在や使われ方は変化し、すでに従来の境界線では守りきれない現状を踏まえ、ビジネス改革を推し進める上で必要な新しいセキュリティ境界線の考え方、効果的なデータ保護について解説いたします。
12:30 \| 13:45	休憩（ブース展示）分割作業を行うため、全員いったんご退室いただきます。同時間に展示会場がオープンし、軽食 / コーヒーサービスがございます（無くなり次第終了となります）。
	2F Hall A	2F Hall B	3F Room 1	3F Room 2	3F 展示エリア
13:45 \| 14:30	A-1 JPCERT/CCの公開資料をもとに解説！Active Directoryの攻撃検知と防御策～今こそ取り組む「特権ID管理」と「ログ管理」～ゾーホージャパン株式会社 ManageEngine & WebNMS事業部マーケティングマネージャー兼 ManageEngine ソリューションエバンジェリスト曽根禎行氏【今、Active Directoryが危ない！】サイバー攻撃者によってActive Directoryのドメイン管理者アカウントが狙われるケースが多発しています。攻撃の兆候は、ログを定期的に監査することで検知できると言われており、今年3月にJPCERT/CCからも具体策についての資料が公開されました。当講演では、先述の資料を参照しつつ、ログ管理/特権ID管理に取り組む方法を解説します。	B-1 導入ユーザーが実証したAIアンチウイルスと侵入経路追跡の有効性エムオーテックス株式会社クラウドサービス本部本部長池田淳氏シグネチャ型での対策が限界を迎えた今、AIマルウェア防御が非常に優秀な実績を残し、現在、日本国内での導入が加速しています。進化し続けるサイバー攻撃に対応するには、外部脅威と内部不正の両面から対策が必要な状況へと大きく変化しました。今回のセッションでは、AIアンチウイルス「プロテクトキャット Powered by Cylance」の利用ユーザーの運用方法と導入効果をご紹介します。	C-1 クラウド時代の特権ID管理の課題と対策 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社ソリューション事業本部齋藤真理子氏巧妙化するサイバー攻撃、内部不正による情報漏えいは後を絶たず、特権IDアクセス管理は喫緊の課題となっています。くわえて情報を外部に置くクラウド利用が進む中、特権IDのアクセス管理がさらに重要となってきています。本セッションでは、クラウド時代における特権ID管理の課題とともに、短期間・低予算・低負荷で実効力ある対策をいかに進めていくべきかを解説します。	D-1 ウェブサイトを取り巻く脅威と対策～近年の防御実績に見るWAFの効果と国内利用サイト数No.1「SiteGuard」シリーズの魅力とは～株式会社ジェイピー・セキュア取締役 CTO 齊藤和男氏 2017年世界的に広く利用されている「WordPress」「Apache Struts 2」で深刻な脆弱性が発見され、多くのウェブサイトが改ざん、情報漏洩の被害に遭うなど、ウェブサイトを取り巻く脅威は深刻さを増しています。脆弱性が発見されてから攻撃、被害が発生するまでの期間が短くなっている傾向があり、ウェブサイトの運営者は、脆弱性に関する情報をいち早く把握し、迅速に対策を講ずることが求められています。当セッションでは、これらの深刻な脆弱性にどのように向き合うべきか、対策の考え方と国内利用サイト数No.1「SiteGuard」シリーズの効果・魅力について、攻撃の防御デモを交えてご紹介します。	出展社によるデモンストレーションを、軽食・コーヒーをとりながらじっくりとご覧ください。また豪華賞品があたるスタンプラリーを実施しておりますのでぜひご参加ください。
	休憩（ブース展示）
14:45 \| 15:30	A-2 働き方改革を促進するセキュリティ対策とはクオリティソフト株式会社情報セキュリティ研究所山本康晴氏働き方改革は、導入されていますか。導入が進まない理由の1つにセキュリティ対策があるのではないでしょうか。社内ポリシーが適応できない状況下での端末の管理また、BYODも含めたデバイスの多様化といった様々な事をクリアしていかなければいけません。本セッションでは、働き方改革を推進・促進させるセキュリティ対策方法をご紹介します。	B-2 ログから始める！ハイブリッドクラウドのサイバーセキュリティと運用インフォサイエンス株式会社プロダクト事業部安達賢一郎氏いよいよ本格的に利活用が進むパブリッククラウドに、ランサムウェア・マルウェアの脅威に晒されるオンプレミス環境。このようなハイブリッドクラウド環境のセキュリティ対策、コストの適正化は「ログから始める」ことが重要です。一方で、高度化する標的型攻撃に置いて、攻撃者は内部ネットワークに侵入した後はWindowsの標準機能（管理用API)を使用するため、ログを見ても攻撃かどうか見分けることが益々困難になってきています。これらの課題を解決する、インフォサイエンス株式会社 Logstorage ラインナップとアズビルセキュリティフライデー株式会社様の Visuact-X をご紹介します。	C-2 クラウド・モバイルなどITシステムの多様化に対応する統合認証基盤とは株式会社アイピーキューブ代表取締役社長荒井英治氏クラウドサービスの導入やモバイル環境での利用など多様化するITシステムの認証やIDを統合管理する統合認証基盤。本セッションでは、統合認証基盤に求められる要件や実現方式（オンプレミスで構築／クラウド型サービスIDaaSの利用）について解説し、アイピーキューブが提案する統合認証基盤ソリューションを紹介します。	D-2 Cisco Umbrellaが守る - 働き方改革時代のセキュリティ【ランサムウェア「WannaCry」対応】株式会社サテライトオフィス代表取締役社長原口豊氏シスコシステムズ合同会社セキュリティ事業コンサルティングシステムズエンジニア, CISSP 國分直晃氏ネットワーク分野での世界企業であるCisco社から、Cisco Umbrella というクラウドサービスがリリースされました！最先端のセキュリティー関連のクラウドサービスを詳しくご説明いたします。DNS制御型のセキュリティーサービスで、高度なフィルタリング機能をCisco社がクラウドで提供する事で、既知＆未知のウィルス系の対策が容易に可能です！ランサムウェア「WannaCry」の対策としても有効です。
	休憩（ブース展示）
15:45 \| 16:30	A-3 Enterprise Immune System：次世代サイバー防御に機械学習を活用ダークトレース・ジャパン株式会社リージョナルカントリーマネージャー北アジアジョン・カーチ氏ますます高度化・増加するサイバー攻撃や内部脅威に対し、完璧な防御はもはや不可能です。ダークトレースのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論を駆使してネットワーク全体の定常状態を常に把握、リアルタイムに可視化し、異常な挙動や未知の脅威を即検知する、ルールやシグネチャに依存しない新機軸のセキュリティ対策です。設立からわずか4年で全世界に24の拠点を展開、世界70か国以上における3,000件以上の導入実績において、48,000以上の未知の深刻なサイバー攻撃を検知したダークトレースの自己学習型アプローチについて、最大の特徴である3Dグラフィックによるネットワーク可視化ツールのデモを交えながら詳説します。		C-3 企業に求められる特権ID管理とは？セキュリティガバナンスを確立するために、最低限実施しておきたい４つの対策 NTTテクノクロス株式会社エンタープライズ事業部アシスタントマネージャー小川暁央氏標的型サイバー攻撃の内部対策、特権ID管理関連の法令・ガイドラインへの対応として、特権ID管理を見直したいと言う相談が増えています。しかし、いざ見直しに取組むと、どんな管理レベルで管理したらわからない、または、そもそも計画段階で頓挫するといったケースも見られます。本セッションでは、セキュリティガバナンス確立するために、最低限実施しておきたい４つの対策について分かりやすく解説します。
16:50 \| 17:30			S-1 (満席時は順次サテライト会場のご案内となります) 特別講演：なぜセキュリティ対策は進まないのか～現場から始めるセキュリティ改革～ EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社シニアマネージャー公認会計士博士（工学）森島直人氏 EYがグローバルで実施する情報セキュリティに係る調査（GISS）の2016年度の結果によれば、86%の回答者が自社の情報セキュリティ機能が組織のニーズを十分に満たしていないと回答している。情報セキュリティインシデントに係る報道が世の中に溢れているにも関わらず、このギャップはどこから生まれてくるのか。そこには、リスク管理に関する根深い誤解があるように感じられる。本講演では、この誤解を解き、ギャップを解消するために現場から始められるセキュリティ改革について考えてみたい。

※講演内容・プログラムは都合により一部追加・変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

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展示ブース

◆ランチ軽食付きブースツアー

ランチタイムにはブーススペースにて軽食のサービスあり。ランチをとりながら最新のソリューションをご覧ください。

◆ブースだけの特別デモ展示など

展示ブース会場だけのデモ実演やソリューション紹介、配布資料など、ぜひブースへお立ち寄りください。

展示内容 (順次更新)

P-1

株式会社シマンテック

シマンテックが提供する、高度な脅威防止、CASB、Webセキュリティ、脅威インテリジェンス等の包括的なクラウドセキュリティソリューションをデモを交えてご紹介します。

A-1

ゾーホージャパン株式会社

IT運用管理を「簡単」かつ「リーズナブル」に実現できるソフトウェアブランド「ManageEngine」から、既にグローバル市場で急激に普及している「Active Directory管理製品」をご紹介します。その他にも、「特権ID管理」や「ログ管理」製品等、多彩なラインナップを展示予定です。ぜひブースへお立ち寄りください。

B-1

エムオーテックス株式会社

講演でもご案内する「プロテクトキャット Powered by Cylance」AIでどのようにマルウェアの対策をし、管理を行うのか。外部脅威だけでなくファイル操作やUSB・Web利用等での内部不正の対策方法を実際にデモ画面を用いて運用画面をご案内致します。

C-1

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

金融業界や大手製造・流通業をはじめ、多くの企業様に導入され、高い評価をいただいている特権IDアクセス管理ソリューション「SecureCube / Access Check」をご紹介いたします。ご質問には講師が直接お答えします。ブースにお越しいただいた方、10名様に自社独自調査レポート、20名様にノベルティグッズを進呈します。

D-1

株式会社ジェイピー・セキュア

優れた防御性能、導入/運用管理の容易さ、コスト面において高いご評価をいただいている国内利用サイト数No.1 WAF「SiteGuard」シリーズ。国産製品ならではの進化したユーザビリティをご紹介します。ブースにお越し頂いた方先着50名にノベルティグッズを進呈します。

A-2

クオリティソフト株式会社

社内・社外のどこにあっても社内LANと同様のポリシーで運用できるエンドポイントセキュリティ管理ソリューションISM CloudOne。IT資産管理をベースにセキュリティ・マネージメントをクラウド環境で行うことができるソリューションです。導入社数は50,000社をこえクラウド型IT資産管理市場では3年連続でシェアNo.1となっており、多くの企業様にご満足いただいているサービスです。展示会場では管理コンソールのデモをご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。

B-2

インフォサイエンス株式会社

標的型攻撃/内部統制/PCIDSS対策/クラウド対応に必須のログ管理/ＳＩＥＭは国産シェアNo.1の統合ログ管理「Logstorage」にお任せください。金融・製造・官公庁・市区町村・教育など小規模から大規模環境まで様々な環境におけるログ管理実績が豊富にあり。ブースでは最新デモもご用意しております。是非お立ち寄りください！

C-2

株式会社アイピーキューブ

MFA（Multi-Factor Authentication）、SSO（Single Sign-On）、ID管理を実現する統合認証プラットフォーム

D-2

株式会社サテライトオフィス

サテライトオフィスでは、Cisco Umbrella のサービスを展示いたします。Cisco Umbrella は、クラウド型の最先端セキュリティーサービスです。ランサムウェア、標的型攻撃メール、マルウェア、フィッシングサイト対策などに有効です！また、社内PC以外に持出しPC、多拠点の端末、自宅PCのウィルスから守る事が可能です。是非、ブースにて機能をご確認ください。

A-3

ダークトレース・ジャパン株式会社

弊社のEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家が機械学習と数学理論をベースに開発した自己学習型アプライアンスが、組織内のあらゆるデバイス、ユーザーおよびネットワークの生活パターンを学習し、ルールやシグネチャに依存せず未知の脅威をリアルタイムに検知する、新機軸のITセキュリティソリューションです。2013年の設立以来、わずか4年で従業員数は500名を超え、現在世界に24の拠点を置く弊社は年平均600％の成長を遂げ、世界70か国における3,000件以上の導入実績において48,000を超える未知の脅威を検知してきました。貴社のネットワークで実施いただける1か月間の無償トライアル（POV）を提供していますので、この機会にぜひブースまでお越しください。

C-3

NTTテクノクロス株式会社

監査やセキュリティ対策として3年連続シェアNo1の特権ID管理ソリューション「iDoperation」をご紹介いたします。デモ環境で動作イメージをわかりやすくご覧頂けますので、是非お立ち寄りください。

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個別商談室（予約制）

出展企業と課題の相談や製品・ソリューションについてじっくりご質問ができる商談室を設置いたします。（予約制）

商談室利用をご希望の方は、事前登録フォームよりご希望の講演企業と時間などをご指定ください。

※商談は製品・ソリューション導入検討中のユーザー企業様が対象となります。対象外の企業様の場合、お断りする場合がございます。

※商談希望多数の場合、出展企業と調整の上、抽選となります。必ずしもご希望に添えない場合がございますので予めご了承ください。

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会場アクセス

ベルサール神田 [MAP]

〒101-0053
東京都千代田区神田美土代町7　住友不動産神田ビル
ベルサール神田

交通

「小川町駅」B6出口徒歩2分（都営新宿線）
「新御茶ノ水駅」B6出口徒歩2分（千代田線）
「淡路町駅」A6出口徒歩3分（丸ノ内線）
「神田駅」北口徒歩7分（JR線）
「神田駅」4番出口徒歩7分（銀座線）
「大手町駅」C1出口徒歩8分（半蔵門線/丸ノ内線/東西線/三田線/千代田線）

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	2F HALL
11:00 \| 11:45	K-1 基調講演：日本を取り巻くサイバー攻撃の趨勢とサイバー防護のためのヒント経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官工学博士　伊東寛氏 2015年６月の日本年金機構個人情報外部流出事件以来、サイバー攻撃に関する報道が増えた。それにともない、日本の社会に警報が上がるようになり、サイバー攻撃に対する人々の関心も増してきている。しかし、現時点におけるこれらの報道は個人情報流出事件に関するものが多く、その陰に企業の知的財産を狙っている攻撃が続いていることに対する注意が不足しているように感じている。本講演では、これらのまだ目に見えていないサイバー攻撃に対する注意喚起を行うとともに、企業等で効果的なサイバー攻撃への対策を取るためのヒントについて解説する。
11:45 \| 12:30	P-1 クラウド時代に最適なセキュリティ投資のあり方～クラウドシフトで見直すべき、セキュリティ境界線とは～株式会社シマンテックセキュリティエバンジェリスト　髙岡隆佳氏昨今、企業におけるセキュリティ対策において、新たな課題・検討項目としてあげられるのがクラウドの活用と働き方改革です。企業がオンプレミス環境で保護してきたデータの所在や使われ方は変化し、すでに従来の境界線では守りきれない現状を踏まえ、ビジネス改革を推し進める上で必要な新しいセキュリティ境界線の考え方、効果的なデータ保護について解説いたします。
12:30 \| 13:45	休憩（ブース展示）分割作業を行うため、全員いったんご退室いただきます。同時間に展示会場がオープンし、軽食 / コーヒーサービスがございます（無くなり次第終了となります）。
	2F Hall A	2F Hall B	3F Room 1	3F Room 2	3F 展示エリア
13:45 \| 14:30	A-1 JPCERT/CCの公開資料をもとに解説！Active Directoryの攻撃検知と防御策～今こそ取り組む「特権ID管理」と「ログ管理」～ゾーホージャパン株式会社 ManageEngine & WebNMS事業部マーケティングマネージャー兼 ManageEngine ソリューションエバンジェリスト曽根禎行氏【今、Active Directoryが危ない！】サイバー攻撃者によってActive Directoryのドメイン管理者アカウントが狙われるケースが多発しています。攻撃の兆候は、ログを定期的に監査することで検知できると言われており、今年3月にJPCERT/CCからも具体策についての資料が公開されました。当講演では、先述の資料を参照しつつ、ログ管理/特権ID管理に取り組む方法を解説します。	B-1 導入ユーザーが実証したAIアンチウイルスと侵入経路追跡の有効性エムオーテックス株式会社クラウドサービス本部本部長池田淳氏シグネチャ型での対策が限界を迎えた今、AIマルウェア防御が非常に優秀な実績を残し、現在、日本国内での導入が加速しています。進化し続けるサイバー攻撃に対応するには、外部脅威と内部不正の両面から対策が必要な状況へと大きく変化しました。今回のセッションでは、AIアンチウイルス「プロテクトキャット Powered by Cylance」の利用ユーザーの運用方法と導入効果をご紹介します。	C-1 クラウド時代の特権ID管理の課題と対策 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社ソリューション事業本部齋藤真理子氏巧妙化するサイバー攻撃、内部不正による情報漏えいは後を絶たず、特権IDアクセス管理は喫緊の課題となっています。くわえて情報を外部に置くクラウド利用が進む中、特権IDのアクセス管理がさらに重要となってきています。本セッションでは、クラウド時代における特権ID管理の課題とともに、短期間・低予算・低負荷で実効力ある対策をいかに進めていくべきかを解説します。	D-1 ウェブサイトを取り巻く脅威と対策～近年の防御実績に見るWAFの効果と国内利用サイト数No.1「SiteGuard」シリーズの魅力とは～株式会社ジェイピー・セキュア取締役 CTO 齊藤和男氏 2017年世界的に広く利用されている「WordPress」「Apache Struts 2」で深刻な脆弱性が発見され、多くのウェブサイトが改ざん、情報漏洩の被害に遭うなど、ウェブサイトを取り巻く脅威は深刻さを増しています。脆弱性が発見されてから攻撃、被害が発生するまでの期間が短くなっている傾向があり、ウェブサイトの運営者は、脆弱性に関する情報をいち早く把握し、迅速に対策を講ずることが求められています。当セッションでは、これらの深刻な脆弱性にどのように向き合うべきか、対策の考え方と国内利用サイト数No.1「SiteGuard」シリーズの効果・魅力について、攻撃の防御デモを交えてご紹介します。	出展社によるデモンストレーションを、軽食・コーヒーをとりながらじっくりとご覧ください。また豪華賞品があたるスタンプラリーを実施しておりますのでぜひご参加ください。
	休憩（ブース展示）
14:45 \| 15:30	A-2 働き方改革を促進するセキュリティ対策とはクオリティソフト株式会社情報セキュリティ研究所山本康晴氏働き方改革は、導入されていますか。導入が進まない理由の1つにセキュリティ対策があるのではないでしょうか。社内ポリシーが適応できない状況下での端末の管理また、BYODも含めたデバイスの多様化といった様々な事をクリアしていかなければいけません。本セッションでは、働き方改革を推進・促進させるセキュリティ対策方法をご紹介します。	B-2 ログから始める！ハイブリッドクラウドのサイバーセキュリティと運用インフォサイエンス株式会社プロダクト事業部安達賢一郎氏いよいよ本格的に利活用が進むパブリッククラウドに、ランサムウェア・マルウェアの脅威に晒されるオンプレミス環境。このようなハイブリッドクラウド環境のセキュリティ対策、コストの適正化は「ログから始める」ことが重要です。一方で、高度化する標的型攻撃に置いて、攻撃者は内部ネットワークに侵入した後はWindowsの標準機能（管理用API)を使用するため、ログを見ても攻撃かどうか見分けることが益々困難になってきています。これらの課題を解決する、インフォサイエンス株式会社 Logstorage ラインナップとアズビルセキュリティフライデー株式会社様の Visuact-X をご紹介します。	C-2 クラウド・モバイルなどITシステムの多様化に対応する統合認証基盤とは株式会社アイピーキューブ代表取締役社長荒井英治氏クラウドサービスの導入やモバイル環境での利用など多様化するITシステムの認証やIDを統合管理する統合認証基盤。本セッションでは、統合認証基盤に求められる要件や実現方式（オンプレミスで構築／クラウド型サービスIDaaSの利用）について解説し、アイピーキューブが提案する統合認証基盤ソリューションを紹介します。	D-2 Cisco Umbrellaが守る - 働き方改革時代のセキュリティ【ランサムウェア「WannaCry」対応】株式会社サテライトオフィス代表取締役社長原口豊氏シスコシステムズ合同会社セキュリティ事業コンサルティングシステムズエンジニア, CISSP 國分直晃氏ネットワーク分野での世界企業であるCisco社から、Cisco Umbrella というクラウドサービスがリリースされました！最先端のセキュリティー関連のクラウドサービスを詳しくご説明いたします。DNS制御型のセキュリティーサービスで、高度なフィルタリング機能をCisco社がクラウドで提供する事で、既知＆未知のウィルス系の対策が容易に可能です！ランサムウェア「WannaCry」の対策としても有効です。
	休憩（ブース展示）
15:45 \| 16:30	A-3 Enterprise Immune System：次世代サイバー防御に機械学習を活用ダークトレース・ジャパン株式会社リージョナルカントリーマネージャー北アジアジョン・カーチ氏ますます高度化・増加するサイバー攻撃や内部脅威に対し、完璧な防御はもはや不可能です。ダークトレースのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論を駆使してネットワーク全体の定常状態を常に把握、リアルタイムに可視化し、異常な挙動や未知の脅威を即検知する、ルールやシグネチャに依存しない新機軸のセキュリティ対策です。設立からわずか4年で全世界に24の拠点を展開、世界70か国以上における3,000件以上の導入実績において、48,000以上の未知の深刻なサイバー攻撃を検知したダークトレースの自己学習型アプローチについて、最大の特徴である3Dグラフィックによるネットワーク可視化ツールのデモを交えながら詳説します。		C-3 企業に求められる特権ID管理とは？セキュリティガバナンスを確立するために、最低限実施しておきたい４つの対策 NTTテクノクロス株式会社エンタープライズ事業部アシスタントマネージャー小川暁央氏標的型サイバー攻撃の内部対策、特権ID管理関連の法令・ガイドラインへの対応として、特権ID管理を見直したいと言う相談が増えています。しかし、いざ見直しに取組むと、どんな管理レベルで管理したらわからない、または、そもそも計画段階で頓挫するといったケースも見られます。本セッションでは、セキュリティガバナンス確立するために、最低限実施しておきたい４つの対策について分かりやすく解説します。
16:50 \| 17:30			S-1 (満席時は順次サテライト会場のご案内となります) 特別講演：なぜセキュリティ対策は進まないのか～現場から始めるセキュリティ改革～ EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社シニアマネージャー公認会計士博士（工学）森島直人氏 EYがグローバルで実施する情報セキュリティに係る調査（GISS）の2016年度の結果によれば、86%の回答者が自社の情報セキュリティ機能が組織のニーズを十分に満たしていないと回答している。情報セキュリティインシデントに係る報道が世の中に溢れているにも関わらず、このギャップはどこから生まれてくるのか。そこには、リスク管理に関する根深い誤解があるように感じられる。本講演では、この誤解を解き、ギャップを解消するために現場から始められるセキュリティ改革について考えてみたい。