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2017年03月14日

2020年には6倍に

PaaS市場が大幅拡大、クラウドDWHやHadoopがけん引

アイ・ティ・アール(ITR)が3月14日に発表した国内PaaS(Platform as a Service)市場調査によると、2015年度の売上金額は413億円で前年度比74.4%の大幅増となった。IDC Japanが2016年11月に発表した国内PaaS市場調査でも、前年比48.1%増の648億円となっており、同市場が大幅に拡大していることがわかった。

 PaaSは、システムインフラに加えて、ミドルウェア、アプリケーションの開発および実行環境、データベース(DBMS)などを利用できるサービス。

 ITRによれば、デジタルイノベーションによる新規ビジネスの創出などを目的にこれらイノベーションを推進するシステムを迅速かつ低リスクで構築できる手法として注目を集めているという。

 IDC Japanの調査では、PaaS市場をクラウドアプリケーションプラットフォーム、クラウドインテグレーションサービス、クラウドデータサービス、クラウドアプリケーション開発/ライフサイクルサービス市場、その他のクラウドプラットフォームサービスの5つに分類。このうち2番目に規模の大きいクラウドデータサービス市場が前年比成長率103.5%となる179億円となり、市場全体の成長をけん引したという。

 さらに、企業アプリケーションのIaaSでの利用規模が拡大したことで、アプリケーションと連携して利用するRDBMSの利用が増加したこと、非構造データを含むビッグデータの活用によってHadoopサービスのクラウド上での活用が広がっていること、クラウドDWH(データウェアハウス)の普及などが急速な成長の背景にあると指摘している。

 ITRによれば、2016年度以降もPaaS市場は高水準の成長率を維持し、同市場のCAGR(2015〜2020年度)は43.9%、2020年度は2015年度比で約6倍の2548億円になると予測。

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PaaS市場売上金額推移および予測


 一方、IDC Japanは2020年の国内PaaS市場規模は1761億円と予測。2015年比で2.7倍になると試算している。

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(クリックで拡大)

国内PaaS市場 売上額予測、2015年〜2020年


 米ガートナーのバイスプレジデント兼最上級アナリストのアン・トーマス氏は「PaaSは、SaaS、IaaSの後に注目を浴びるが、我々はPaaSから始めるべきだと考えている」と指摘していた

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