• 2017/03/09 掲載

日立造船がSAP S/4HANAをクラウド展開、コンカーやAribaも導入

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
日立造船は事務基幹システムをSAP S/4HANAに刷新し、2018年8月よりクラウドで展開する。S/4HANAのほか、人事ソリューション「SuccessFactors」、調達・購買ソリューション「Ariba」、出張・経費管理ソリューション「Concur Travel & Expense」などを採用するという。日本IBMとSAPジャパンが手がけた。
 本システムは日立造船の次期中長期ビジョンの業務改革を担い、より一層の収益力の強化やグローバル化、M&Aといった事業成長の実行力を強化するため、また、これに伴い変化する経営および事業形態に対応するため、業務プロセスの簡素化や標準化によって業務の効率化を進め、競争優位を確立する目的で導入される。

 新システムは、生産、購買、財務、プロジェクト管理、受注・請求といった基幹業務に加えて、戦略的な人材管理や調達管理などを含み、幅広い業務を対象とした事務基幹システムとなる。

 新たな事務基幹システムでは、SAPジャパンの「SAP S/4HANA Enterprise Management」を軸に、業務クラウド型人事ソリューション「SAP SuccessFactors」、調達・購買ソリューション「SAP Ariba」、コンカーの出張・経費管理ソリューション「Concur Travel & Expense」を採用した。

 業務の記録と情報の分析を同時に行い、プロジェクトの予算と原価、および状況をリアルタイムに把握することで、課題の早期発見と正確な意思決定を可能にできるという。

 また、SAPの世界標準のベストプラクティスの機能で、エンジニアリング・製造・保守業務を同一システム環境で構築し、業務の簡素化と効率化を図り、継続する企業ビジネスの変革を支援する。

 日本IBMは、構想策定に関するコンサルティングから、要件定義、システム構築までを一貫して行う。

 EPC(Engineering, Procurement and Construction)、生産、保全のビジネスモデルにおいてはIBMグループであるコベルコシステムの製造業務向けSAPテンプレート「HI-KORT」のエンジニアリング業界版を参考にして、SAP S/4HANA最新機能にハイブリッドで構築することで、機能の選択やパラメータの設定などを最適化し、高い品質のシステム構築を支援するという。

関連記事

関連タグ

関連コンテンツ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます