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- 2016/03/07 掲載
ドローンのDJIが新製品Phantom 4を発表、3D映像を認識して自律学習 MS西脇氏も登壇
創業10年の集大成、Phantom 4のスピードと安定性
その記念すべき節目に発売されたPhantom 4は、「プロレベルのスペックでありながら、一般ユーザー向け」という位置づけだ。
まず目立つのはスピードだ。最高時速は72km。同社のPhantomシリーズ最速となる。ドローンの知見のあるユーザーには、「スポーツモード」が用意されている。同モードでは、レースなども楽しめるほか、機体を通常よりも早く上昇・下降・移動させ、撮影することができ、今までは追いつけなかった移動物も撮影できるようになる。
同製品の機体の下部には「ビジョンポジショニングシステム」という安全飛行システムが採用されている。2つのステレオカメラを搭載し、超音波センサーで補充されている。ステレオカメラは、床面の三次元情報を計測し、機体の位置を安定させる。ビジョンポジショニングシステムでは、活動範囲は10メートル。GPSのない場所でも安定した飛行が可能だ。
本製品は次世代の制御システムを導入した。機体の姿勢を制御する慣性計測装置(Inertial Measurement Unit、通称IMU)と、機体の向きを計測するコンパスの二重の制御だ。この2つで、より優れた安定性を提供するという。
呉氏は、カメラとジンバルについても言及した。
「ジンバルというのは、飛行時に安定した映像を撮るための装置です。Phantom 4のジンバルでは、振動を吸収する部分、姿勢を保持する部分も新しくなっています。また、最新の振動吸収装置を導入し、ジンバルをコンパクト化し、軽量化もできました」(呉氏)
ジンバルのコンパクト化で空いたスペースには、大容量バッテリーが搭載された。その結果、飛行時間はPhantomシリーズ最長の28分となった。
【次ページ】Phantom 4でDJIが目指すものとは?
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