OpenStackの普及促進に取り組む日本OpenStackユーザ会(以下、JOSUG)は13日、「OpenStack Day Tokyo 2013」を実施するための実行委員会を発足し、3月12日に秋葉原コンベンションホールにおいて、日本で初めてのOpenStack専門カンファレンスである「OpenStack Day Tokyo 2013」を開催すると発表した。
「OpenStack Day Tokyo 2013」は、「OpenStack Business Ready!」をテーマに掲げ、クラウドサービス提供者をはじめ、技術者および経営者層やビジネスユーザーなどのクラウド利用者に、クラウド市場の新しい発展の方向性を示し、既に実用段階に入ったOpenStackのメリットを再認識していただけるよう、国内外の有益な最新情報を共有できる機会を提供するという。
基調講演には、OpenStackプロジェクト共同創始者の1人であり、現在OpenStack FoundationのCOOとして、OpenStack開発コミュニティとビジネスエコシステムを成長させるためのマーケティングやビジネスディベロプメントを主導するMark Collier(マーク・コリアー)氏に「The Rising Stack: How & Why OpenStack is Changing IT」と題して講演する。
同じく基調講演に国立情報学研究所(NII) アーキテクチャ科学研究系特任教授で、クラウド基盤運用技術を研究分野とする横山重俊 氏が「Education and Research on Open Cloud」と題して発表する。
また、JOSUGメンバーを含み国内外20以上の企業・団体が「OpenStack Day Tokyo 2013」に協賛・後援しており、講演ならびに併設展示会場にて、海外のOpenStack活用事例や運用ノウハウ、各社の最新ソリューションを公開する。
「OpenStack Day Tokyo 2013」は、JOSUGのボードメンバーから選出された8名により構成されるOpenStack Day Tokyo 実行委員会が運営を担う。