ノキアが新たに発表した「Lumia 920」は、マイクロソフトの新しいモバイル向けOS「Windows Phone 8」を搭載。ディスプレイは4.5インチのPureMotion HD＋IPS液晶（WXGA：1280x768）を備え、直射日光のもとでも見やすいのが特徴。スクリーンに触れた指の動きにすばやく反応するSuper Sensitive touch technologyと呼ばれるタッチ機能を持つという。

　CPUはデュアルコアのSnapdragon S4（1.5GHz）、RAMは1GB、32GBのストレージを内蔵し、マイクロソフトのオンラインストレージサービスSkyDriveを7GBまで無料で利用できる。背面に8.7メガピクセル、フロントに1.2メガピクセルのカメラを備えた。

　内蔵バッテリは2000mAh。ワイヤレス充電技術のQiも備えている。筐体のサイズは130.3×70.8×10.7ミリで従量は185グラム。

　「Lumia 820」は、4.3 inch ClearBlack OLED (WVGA)を備えた廉価版の位置付け。カラーバリエーションはLumia 920よりも多い。

　両製品ともLTEとHSPA+をサポートし、年内に販売開始となる予定。価格や詳細な発売日は、発売する国や地域ごとに発表するという。
　Windows Phone 8が搭載された初のスマートフォンは、8月29日に既にサムスンが発表している。

　12日にはアップルから新しいiPhone（iPhone5）が、アマゾンからは6日に新しいタブレットが発表される見込みで、スマートデバイス関連の競争が激化している。