三井住友銀行は、海外勤務等で海外に転居する顧客を対象に、インターネットでの取引を可能とする「SMBCダイレクト・グローバルサービス」の提供を10月20日から開始すると発表した。

　三井住友銀行では従来、海外に居住する顧客が国内預金の管理や国内振込先への振込等を行う際には、郵便やFAXで手続を受け付けていたが、今回、インターネットバンキングを利用可能とすることで、顧客の利便性を向上させる狙いだ。「SMBCダイレクト・グローバルサービス」では、パソコン、スマートフォンから、残高・入出金明細照会、国内振込、外国送金などの取引が可能だ。

　原則、出国予定日の3週間前までに、三井住友銀行の国内本支店窓口にて申し込み手続きが必要（SMBCダイレクトを契約中の顧客も切替の手続きが必要）となる。月額利用料は210円（消費税込、申込月および翌月は月額利用料無料、2012年9月までは月額利用料無料）の予定だ。