みずほコーポレート銀行およびみずほコーポレート銀行（中国）有限公司は、中国・安徽省商務庁との間で協力覚書を締結した。

　この覚書は、当該地域への日系企業の進出支援等を通じ、同地域の経済発展への相互協力を図ることを目的としたもの。安徽省商務庁が外資系銀行と協力覚書を締結するのは今回が初めてとなる。

　安徽省は、中国中部6省（安徽・山西・江西・河南・湖北・湖南省）で進める中部振興計画において中核となる省。上海市、江蘇省および浙江省の主要都市とともに長江デルタ経済圏を形成し、外資企業の進出も増加している。

　安徽省商務庁では、政府関係投資の実施や外資誘致のサポート等を行っており、今回の覚書締結を機に、隣接する江蘇省のみずほコーポレート銀行南京駐在員事務所およびみずほ中国無錫支店が、当該地域における産業誘致のアドバイス、投資説明会開催等、同地域へ進出する日系企業へのサポートを強化する方針だ。