人材不足でオフショア開発、なぜ失敗するのか どの国を選ぶべきなのか
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オフショア先はどこが有力?各国の現実
IT業界のエンジニア不足が深刻だ。絶対数が足りないのはもちろん、優秀なエンジニアの獲得はさらに難しい。そこで注目されるのが、オフショア開発だ。もはや、国外の優秀なエンジニアを低コストで活用しなければ、開発が成立しない時代といっても過言ではない。ただし、オフショア開発には日本にはないリスクもつきまとう。そこで、オフショア開発の「地域選定」は非常に重要になる。
かつては日本におけるオフショア開発は中国が多かった。しかし、最近は人件費が高騰し、コスト的なメリットは薄くなっている。特に上海や大連などの沿岸部は物価が高く、オフショア先としては難しいのが現実だ。
次に注目されるのが、インドやバングラデシュなどの南アジア、ベトナムやミャンマー、フィリピンなどの東南アジアだ。この中で、インドはすでにコスト的に中国を上回っているという。また、インドとフィリピンは英語圏ということから、米国企業のオフショア先となるケースが多い。では東南アジアはどうだろうか?
・東南アジア各国の特性、オフショア開発の可能性は?
・なぜ失敗するのか、成功のカギはどこにある?
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