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2017年07月12日

事例:日本ワムネット「より高まるお客様からのセキュリティ要件に的確に対応できる」特権ID管理体制を構築

日本ワムネットは、1999年の設立以来、一貫してコンテンツ・ソリューション事業を展開してきた企業だ。特に同社のデジタルファイル伝送・保管サービスは、出版・メディア・エンタメ業界などで、GBクラスの大容量ファイルを安全かつ迅速に受け渡すオンライン・プラットフォームとして重用されてきた。その後、一般企業のビジネス文書への伝送ニーズが高まり、あらゆる業種・業界で活用されるサービス「GigaCC」を提供するに至った。日本ワムネットは、企業向けサービスの安全性を第一義に考え、この10年間で継続的な改善を進めてきたが、さらに顧客の要求に応えるべく、特権ID管理ソリューションを導入し、万全なセキュリティ体制を整備したという。


煩雑なパスワード/ID管理を自動化し、安心・安全なセキュリティ体制の強化を検討

 いまでこそ、デジタルファイルの伝送・保管サービスはメジャーになり、誰でも当たり前のように使える時代になった。そのような中で、日本ワムネットはオンラインストレージサービスをいち早く手掛けてきた老舗ベンダーとして業界内で知られている。特に「GigaCC」は、企業間でのファイル送受信、共有を安全・確実に行うことができるツールとして高い評価を得ているオンラインストレージサービスだ。

 GigaCCの特徴は、セキュアなファイル送信、社外との安全なファイル共有、企業向けサービスとしての充実した管理機能など、セキュリティを重視した安全・安心なサービスであることだ。そのため、たとえばフジテレビやTBS、集英社、小学館といったメディア関係のほかにも、大手製造業、建設業、金融や官公庁などの信頼も厚く、幅広い分野での実績がある。

「もともとGigaCCは、大手・中堅のお客様に活用いただける設計思想でつくられています」と語るのは、日本ワムネットの古宿 智氏だ。

「大企業ほどセキュリティには非常に敏感になります。銀行のATMと同様に、我々のサービスも信頼性や安全性が求められます。ユーザーのガイドラインにも準拠していく必要があるため、サービスの機能面やバックヤードの運用管理面でご要望に応えられるように、この10年間をかけてサービスを整備し、現在の形になりました」(古宿氏)

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日本ワムネット マーケティング部 マネージャー
古宿 智氏


 特に最近では、ASPサービスを検討する金融機関や地方自治体も増え続けている。そうなるとバックヤード側でもパスワード/ID管理や、アクセス制御、ログ管理などについて、十分に運用できているのか、日本固有のきめ細やかなオペレーションも日本ワムネットに問われるようになってきたという。

 日本ワムネットの竹内 謙治氏も「GigaCCを運用していくうえで、管理すべきサーバの台数も増加しており、パスワード/ID管理も煩雑になってきました。もちろんお客様のご要望もあり、安心してご利用いただくためには、サービス提供事業者として、何か対策を打たなければいけないと考え、2年前から検討を始めたのです」と説明する。

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日本ワムネット 技術部 主任
竹内 謙治氏


 たとえば、従来までは社内運用ルールをつくり、特権ユーザーからの作業申請や承認を手動で対応したり、パスワードの変更なども管理者が個別に手動で行っていたそうだ。そこでGigaCCの運用管理の強化とともに、自社サービスが万全であることを対外的にアピールする目的で、2017年明けから新たに特権ID管理の仕組みを導入・検証することになったという。

 では日本ワムネットは、どういった観点で特権ID管理ソリューションを選択し、実際にどのような効果を上げているのだろうか?

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・複数のソリューションを徹底的に比較検討
・大きな決め手となったのは、完全な証跡としての動画機能
・より強固になったセキュリティ体制で顧客獲得に結び付けていく

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