IBMが社内で実践している、IoT・コグニティブ時代を意識したワークプレース変革術
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
なぜ新しいワークプレースが必要なのか。その背景にあるものとは?
今後5年間までに、ビジネスに大きな影響を与えるITのトレンドとは何だろうか? 企業のCxOの間では、第1位が「Industry convergence」(業界の統合・融合)、第2位が「The “anywhere” workplace」であった(2015年版 IBM Global C-Suite Study 調べ)。この結果から、経営層は企業システムのみならず、ワークプレースにも高い関心を示していることが分かった。いま、なぜワークプレースの変化が求められているのだろう? まず働き手の世代交代という要因があるだろう。現在30歳以下の社員は、インターネットや携帯電話を当たり前のように使っており、ITリテラシーは高い。さらに若いデジタル・ネイティブ世代は、スマートフォンで何でも済ましてしまう層であり、働き方も従来とは大きく異なってきた。
スマートフォンに代表される一般消費者向けモバイル端末の浸透により、旧態依然とした企業の業務IT環境に大きなギャップと齟齬が生じ、社員の労働に対する満足度や生産性が低下する懸念すら出ている。またIT環境自体もオンプレミスからクラウドへとシフトし始めており、サービスも多様化している。
いまやソーシャル、アナリティクス、人工知能を利用したコグニティブや、IoTなどのトレンドが次々に生まれ、新たなテクノロジーに合わせたIT環境が求められているのだ。激しい変化に追従し、ワークプレース環境を積極的に変革しなければ、数年後には企業は存続していないかもしれない。
では、ワークプレース変革に第一に求められる点とは何だろうか? それは基本的な考え方を「ユーザーセントリック」にシフトすることだ。システムありきの発想を逆転させ、まずユーザーとビジネスに合わせて、端末に縛られない自由度の高いワークプレース環境を整備することが肝要だ。
そして、新しいワークプレース環境は「最新の端末」「モダンな管理機能・ツール」「優れたユーザーサポート」が協調することで実現する。ここからは、これらのポイントについて具体的に見ていこう。
・新しいワークプレース環境に必要な3つのポイント
・IBMも社内で実践する、モダンなソリューションとは?
・コグニティブを活用した次世代のワークプレース環境を提供
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!