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最新Office 365の最上位スイート3つの特長
2015年12月、日本マイクロソフトはOffice 365の最上位スイート「Office 365 Enterprise E5」(以下Office 365 E5)をリリースした。「1つは新しいコラボレーションの形を可能にすること。2つ目はインテリジェントツールを活用して働き方をご提案すること。そして3つ目は、より高度なセキュリティをご提供することです」(松井氏)
まず新しいコラボレーションについては、オフィスの固定電話の代わりとしてPCやスマートフォンを利用できるCloud PBXという機能が提供された。Office 365でオンライン会議やインスタントメッセージなどの機能を提供するSkype for Businessと電話回線とを結ぶことで、固定電話の発着信をSkypeクライアントから可能にしたものだ。また電話回線を利用して会議を開催できるPSTN会議という機能も追加された。
「Cloud PBXやPSTN会議を活用することで、固定電話が無くてもPCやスマートフォンのある場所、インターネットが繋がる場所であれば、コラボレーションしながら働くことができる、ということです」(松井氏)
またインテリジェントツールとしては、使い慣れたExcelでのデータ分析を可能にするPower BIと、Office 365の利用ログから組織の中での個人の働き方を分析し、ダッシュボードで見せてくれるDelve Analyticsが提供されている。
「たとえばDelve Analyticsでは、組織の情報やドキュメント共有で実際に協業しているユーザー情報、過去に使用したドキュメントの動向を分析して、おすすめドキュメントを表示してくれます。また、あなたは今週○時間のミーティングの中で、これだけメール返信をしています、だから有効な会議参加時間はこれぐらいですよ、ということを教えてくれます。これらの機能は組織の中の自分自身とそのつながり方を分析して自分の働き方をどう変えていくかという気付きを与えてくれるものだと言えます」(松井氏)
そして高度なセキュリティとして提供されるのが、Office 365のデータセンターをメンテナンスする際には必ず顧客の承認を得てから作業を実施するCustomer Lockboxや、外部からの攻撃に対応するAdvanced Threat Protectionなどである。
特にAdvanced Threat Protectionは、まさにエンタープライズグレードのセキュリティを実現するもので、提供される機能は大きく2つだ。1つめが、メールの添付ファイルをデータセンター側のサンドボックスで全て展開してリスクが含まれていないかをチェックした上で、受信者に配信する機能、もう1つがメール内に記載されたリンクを、ユーザーに直接開かせるのではなく、Office 365のサーバを踏み台にして、そこからアクセスさせる機能だ。
「Advanced Threat Protectionを利用することで、ゼロデイ攻撃や標的型メールなど、未知の脅威に対するリスクを極限まで最小化することが可能となります」(松井氏)
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