いま選ばれるマーケティングオートメーションの条件、3つの視点から考える
大手企業のツール選定基準を事例から探る
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マーケターを総合的にサポートするプラットフォームとしてゼロから開発
その期待は、ツールを開発・提供するベンダーサイドの動きにも現れている。セールスフォース、アドビ、オラクル……等々の名だたる有名企業が活発に企業買収を繰り広げ、MAツールのラインアップ拡充に余念がない。2015年はこうした海外製のMA製品が相次いで上陸し、いち早く導入した企業も少なくなかったようだ。
しかし、実際に運用をはじめると、思ったような成果が出ないという声も聞こえてくる。こうした中、順調に導入実績を伸ばし、かつ導入した企業が着実に成果を出しているMAツールがある。それが、フロムスクラッチの「B→Dash(ビーダッシュ)」だ。同社の執行役員 武田卓哉 氏は、海外製品との違いを次のように強調する。
「B→Dashは、マーケターを総合的にサポートする『マーケティングプラットフォーム』としてゼロから開発した製品であり、そこが海外製品との最大の違いです。海外製品は、買収によって手に入れたツール群を「スイート」や「マーケティングクラウド」と呼んで提供しているものがほとんどで、必ずしもマーケティングに対する全体感を持って開発されているわけではありません。いわば、ツールをパッチワークのようにどんどん継ぎ足ししているだけで、本質的なソリューション提供に至っていない、という課題を抱えています」(武田氏)
確かに、セールスフォースはSFA/CRM、アドビはデザイナーなどのクリエイター向けツール、オラクルはデータベースを得意とする企業であり、買収を通じてマーケティング領域に進出してきた経緯がある。これに対して、B→Dashは設計段階からマーケティングに求められるすべての機能を入れ込んで開発されたツールだ。その意味では、生まれながらのMAツールといえるのである。
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