テンプHD植田氏やITR金谷氏らが討論、運用管理で求められる「IT部門の使命」とは
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ITの運用管理をサービス化する「IT as a Service」という考え方
同社が2000年代初頭から継続的に調査する、企業のIT投資に関する動向によると、企業の売上高に占めるIT予算の割合は、「1.2%程度から3%程度にまで拡大してきた」という。一方で、個別のシステムの構築、導入を繰り返した結果、「それぞれのシステムは、固有の要件にあわせて運用管理が設計され、ツールが導入されており、運用管理を統合することが難しい」側面がある。
Webセミナーの視聴者のアンケートでも、「運用管理の優先度が高いのは?」という設問に対し、「従来型インフラの運用改善」が41%だったのに対し、「新しいIT(クラウドやモバイル)への対応」が59%を占めており、新しい技術やツールに対応していくために、運用管理の省力化は大きな経営課題となっていることがうかがえた。
また、総合人材サービスを提供するテンプホールディングス グループIT本部 グループITインフラ部 部長の植田一哉氏は、「クラウドやモバイルといった新しいITツールを導入しても、運用コストをかけずに維持していくことが求められている」と課題を挙げる。
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