放っておくと8割は競合へ!潜在・見込み顧客(リード)の機会損失を防ぐ適切運用とは
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
リード管理に横たわる課題
リードとは、自社製品やサービスに興味のある潜在・見込み顧客情報のこと。セミナーや展示会、各種アンケート、Web施策、問い合わせなど、さまざまな媒体やチャネルから収集され、蓄積されている。たとえば、単価の安い日用品は、スーパーで見てすぐに買うか買わないかを即座に決めるが、不動産や自動車などの高級品、あるいは法人向け(BtoB)では、購買までの期間が長くなる。そういった場合、リードは非常に重要な存在となる。
ここ2~3年でリードの活用が注目されているが、その背景にあるのは、SFA/CRM/MA(マーケティングオートメーション)あるいはモバイルデバイスの普及といった「営業やマーケティングのIT化」の進展だ。SFAの役割は、受注見込みの高い案件の存在を前提に、いかに成約まで効果的に結びつけるか、といったところにある。受注後も工程管理、ルート営業、サポートなどCRMの状況も可視化でき、日報機能や売上管理機能も実装しているので、案件化した後の営業管理や社内情報共有には有効に機能するだろう。
しかし、現在の営業活動のボトルネックは、こうした営業管理よりもSFAの前工程であるリード管理にある。特にBtoB企業は顕著だが、営業の効率化が進んだ分、受注見込みの高い商談を効率的に進められるようになり、成約精度も向上した。一方で、膨大なリードデータを効果的に管理できず、案件自体を供給できない、案件化の数が足りないというマーケティングの悩みが各社共通の課題となってきている。これはリード・ナーチャリング(潜在・見込み客に対して、段階的にアプローチを行い、徐々に購入意識を育てていくこと)を効率的に実施する体制を構築できていないからだ。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!