各種業界の成功事例で知る、「利益を生み出す」ビッグデータ活用
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
すでに始まっているビッグデータを活用した顧客の行動分析
顧客の行動分析も同様だ。新規顧客の「獲得」、獲得した顧客の「定着」、定着した顧客を優良顧客へと導く「成長」、その状態の「維持」。いずれのフェーズでも、ビッグデータ分析が行われている。
たとえば、自動車のWebサイトからカタログ請求するユーザーは、新車購入の見込みが高い。しかし、中には冷やかしで請求したり、カタログ収集・閲覧が目的の車マニアも含まれる。そこでWebアクセスのログを解析し、こうしたユーザーを排除して、購入見込みの高いユーザーだけを抽出することで、ピンポイントでの営業が行われている。
同時に購入される商品を見つける「バスケット解析」は有名だが、ある化粧品会社は、そこに時間を取り入れて、商品Aが購入されたら商品Bが購入され、その後、○パーセントの確率で商品Cが購入されるといったパターンを分析している。そのパターンは、顧客をレールにのせて「定着」へと導くために活用されている。
顧客を優良顧客へ導く「成長」と優良顧客の「維持」も同様だ。顧客の購買履歴をクラスター分析し、グループ化すれば、各グループに適した施策を打つことで、顧客を優良顧客へと「成長」させることができる。優良顧客の購買履歴から解約の予兆をつかみ、その前に手を打って、顧客を「維持」することも、現実に行われている。
・現場担当者がデータ分析するには?
・サイバーエージェントやマイクロアドの成功事例
・ビッグデータ分析の一歩を踏み出すポイントとは?
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!