Excelから一足飛びにモバイルBIへ移行し、現場力を劇的に高めるには
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企業の現場力を高めるモバイルBIのすすめ
1つ目は、経営層が見るダッシュボードだ。そもそも最近の経営幹部は会議にPCを持たないことが多い。多忙なこともあり、タブレットを利用して、経営に関わる数字を確認する。そのためダッシュボードをモバイルで活用するニーズが非常に高くなっている。
そして重要なのが2つ目の活用シーンだ。営業や店舗など現場での利用である。従来、外回りの営業は、外出先からわざわざ帰社してPCを開き、そのうえで日報を書いたり、データを入力したりすることが多かった。しかし、外からデータを入力できたり、営業先で最新情報を顧客に見せることができたり、店舗での問い合わせ時にその場で対応できれば、業務効率は大幅に改善する。
「ビッグデータという言葉でデータの分析に注目が集まっていますが、実際の企業の現場では、分析よりもデータをきちんと見せること、いわゆる“見せる化”のほうが重要だと考えています。あらゆる従業員が同じデータを見ながら、同じ数字で話をすることで、現場の活動は大きく変わります。分析ももちろん重要ですが、データを浸透させるほうがもっと難しい。そこで、プッシュ型のレポーティング機能やどこでも誰でも閲覧できるモバイルBIツールが必要になるのです」(北村氏)
また、実際の現場では、慣れ親しんでいるExcelによるレポートが多く使われている。Excelは確かに便利なツールだが、それを「見せる化」するには、モバイル対応という面でも、リアルタイム性という面でも限界がある。
「せっかくBIツールを導入したのに、実際は社員がまったく使っていないという事態に陥っている企業も少なくありません。そこで、これまで使ってきたツールであるExcelのユーザビリティを継承しながら、さらに作ったデータをモバイル端末もしくはPCを通して、全従業員にパフォーマンスよく“見せる化”することで、真の意味での現場力の向上につなげることができ、それこそがエンタープライズBIの価値だと考えます」(北村氏)
このように、企業はいま慣れ親しんだExcelのユーザビリティを継承しつつ、一足飛びにモバイルBIへと組織内のデータ活用を進化させる時期に来ているのである。
・ExcelからスムーズにモバイルBIを実現
・モバイルBIツールとして必要不可欠なパフォーマンス
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