BYOD実現の最適解! スマートデバイスのセキュリティと利便性を両立するには?
デバイス内でビジネスとプライベートの領域を完全分離!
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広がるBYOD、セキュリティと利便性のバランスをとるには?
こうした流れの中で、企業の経営層やIT管理者が頭を悩ますのが、セキュリティの問題である。
「PC並みの機能を持っているスマートデバイスは、PCと同等のセキュリティリスクがあり、高い意識を持って危機管理しなければなりません。社員の利用実態から、なし崩し的にBYODを許容・導入するのではなく、会社が率先して必要な環境とルール作りをすべきではないでしょうか」(正木氏)
特にBYODでは、公衆回線を用いて通信し、一般に出回っているバラバラのデバイスやプラットフォームを利用するだけに、外部からの不正アクセスやウイルスなどのリスクも大きい。加えて、紛失・盗難リスクもノートPC以上に高い。
「実際にBYODを導入していくには、社員のスマートデバイスの利用状況をどう把握するか、セキュリティをどう担保するか、またトラブル時にどう対応するかといった具体的な仕組みとルールの整備が必要です。とはいえ、こうしたセキュリティの確保が、ユーザーの利便性を大きく損なってしまっては、BYODを導入する意味がありません」(正木氏)
一般的には、セキュリティと利便性の関係はトレードオフである。たとえば個人のスマートデバイスを会社で利用するために、特定のWebページへのアクセスやアプリケーションを制限したり、カメラやスクリーンショットといった機能を無効化するような方法もある。しかし、その分スマートデバイスの利便性を削いでいることは否めない。
ソリトンシステムズのアプローチはまったく別だ。同社では、スマートデバイス内に「個人の領域」と完全に分離した「会社の領域」を作成し、この領域のみを徹底してセキュアに保つ「セキュア・コンテナ」によって、セキュリティを担保しつつ、利便性を確保するという解決作を提示している。
通信とデータを暗号化したコンテナ内で、社内イントラとセキュアに同期する
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