全国651の団体に実績をもつICCが、地震の少ない石川県から提供する手軽なデータバックアップサービス
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3.11以降、データバックアップのニーズが高まっている。特に、これまで十分な対策をとってこなかった中小企業にとって、バックアップは切実な課題となっている。ところが、いざ探してみると、価格やスペック面で中小企業にマッチするサービスは意外と少ないことに気づく。さらに、そこに「地震などの災害に強い」という条件を加えると、選択肢はさらに狭まる。こうした悩める中小企業にとって、石川コンピュータ・センターが提供する「CESS 安心データ保管サービス」は、十分検討に値するサービスだ。
全国の自治体や病院に製品・サービスを提供してきた石川発祥のIT企業
企業システム本部 営業第2部
営業2課 課長
深田竹人氏
しかし、こうした実績を誇るのは、石川県を発祥とし、現在も石川県金沢市に本社を置く石川コンピュータ・センターである。地方に根ざして活躍するIT企業は少なくないが、製品やサービスが全国で広く利用されている"知る人ぞ知る企業"は、けっして多くはない。石川コンピュータ・センターも、まさにこうした企業のひとつである。石川コンピュータ・センター 企業システム本部 営業第2部 営業2課 課長 深田竹人氏は次のように説明する。
「石川コンピュータ・センターは今期創業40周年の節目を迎えます。会社設立時は石川県内の自治体からの電算業務の受託処理や、民間ではガソリンスタンドなどの伝票や、健診センターの健診結果など、種々のデータの入力処理・計算処理を行っていました。こうした業務を通じて蓄積されたノウハウと技術を生かして、独自に業務パッケージソフトを開発し、販売してきました。当初は石川、富山、福井の北陸3県に営業所を構えていましたが、2004年には東京と名古屋、2006年には大阪にも支店を開設し、全国のお客様に製品やサービス、サポートをお届けできる体制を整備してきました」（深田氏）
また、「パソコン警備隊」という情報漏えい対策・資産管理ツールも開発・提供している。これは他社へもOEM提供している製品であり、大企業から中小企業、自治体や病院まで幅広く利用されている、これもまた"知る人ぞ知る製品"なのである。
売上の比率は、自治体などの公共機関が4、病院が3、民間が3になるという。3つの領域は、それぞれ必要なノウハウも知識も大きく異なるため、3つのフィールドにそれぞれ製品・ソリューションを提供できる企業は珍しい。技術力はもちろんだが、企画・提案力も含めた営業力、顧客からの信頼など、総合的な実力がなければできないことだ。
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