米シスコ（カリフォルニア州）とNTTドコモは、ドコモのN902iLと、企業に導入された「Cisco Unified Wireless Network」のシームレスな接続を可能にする。これにより、シングルナンバーアクセス機能やオフィスボイスメールのシングルメールボックス、Mobile Voice Accessなど各種モバイルアプリケーション機能が利用できる。
　導入企業は、生産性向上はもちろんのこと、ビジネス通信環境を統合することで合理化することが可能になる。

　無線LAN市場において多くの企業に導入されている「Cisco Unified CallManager」と「Cisco Aironet」への対応は、法人部門拡大を狙うNTTドコモにとって絶好の機会であり、今まで多くの顧客から連携を望む声が寄せられており、今回の相互接続はこういった声に応えることになる。今後もNTTドコモは、IPテレフォニー『PASSAGE DUPLE®（パッセージ・デュプレ）』を展開していくという。